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『王と妃』動画配信サービス一覧
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- 視聴タイプ
- 見放題
- 配信期間
- 2019年04月02日 09:20
- 字幕
- あり
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王と妃 動画情報
186エピソード
第1話 瀕死の王 朝鮮第5代王、文宗は危篤の床にあった。文宗の父、世宗は病弱な文宗への譲位を憂慮したが、長男継承の原則を守って文宗に譲位した。 |
第2話 顧命をめぐって にわかに騒がしくなった宮殿には王族、官僚、さらには学者らがそれぞれの思惑を秘めて見舞いに集まってくる。だが王を守る内官は門を硬く閉ざして彼らを中に入れようしない。 |
第3話 王族と議政府の対立 世子の即位に当たり、徹底的に王族を排除しようとする右議政(ウイジョン)キム・ジョンソと、この機会に王権政治を取り戻そうとする王族が激しく対立する。 |
第4話 端宗即位 王宮の権力を掌握しようとするキム・ジョンソはすべての権力を議政府に集中させ、王族の宮殿への出入りを禁ずる即位文を作成し、世子に即位を促すが、内容に反発した世子はこれを認めようとしない。 |
第5話 孤独な玉座 私邸に引きこもる首陽大君に対し、キム・ジョンソは飛ぶ鳥を落す勢いで権力を掌握していく。王族は危機感を強め、動き出そうとしない首陽大君に代わって安平大君を担ぎ出そうと彼の家を訪れる。 |
第6話 安平大君の台頭 王宮の実権を掌握した右議政キム・ジョンソに恵嬪ヤン氏はオム・ジャチともども擦り寄っていく。一方まったく動こうとしない首陽大君に王族は失望の色を濃くする。 |
第7話 内命婦の主 集賢殿の学者クォン・ラムは首陽に今は耐えるべき時と、さらに慎重になるよう助言する。嫁のハン氏は一計を案じ、義父の配下たちを援助しようと考える。 |
第8話 才女ハン氏 首陽が家族とともに久しぶりに宮殿にやってくる。端宗は喜び、そばにいて欲しいと懇願するが、首陽は孤独な王を心配そうに見つめるしかなかった。 |
第9話 和解 首陽大君は自らキム・ジョンソを部屋に招き入れ、手を組むことを誓う。首陽は手始めに王族らとともに先王の墓所を探しに出かけ、イ・ヒョルロが風水で墓所を決める。 |
第10話 イ・ヒョルロの思惑 首陽大君とキム・ジョンソの和解は宮殿に平穏をもたらした。だがその裏では安平大君が着々と勢力を伸ばしつつあった。その急先鋒イ・ヒョルロは風水の知識で周囲を翻弄していた。 |
第11話 混迷する王宮 首陽がイ・ヒョルロを痛めつけた事件は宮殿中を混乱に陥れる。朝廷ではミン・シンが首陽を罰するべきだと息巻くが、首陽と手を組んだばかりの右議政キム・ジョンソは首陽の真意を測りかねる。 |
第12話 首陽の存在感 クォン・ラムは首陽の思惑を見抜いたハン・ミョンフェの眼力に舌を巻き、二人を引き合わせることにする。こうして朝鮮史に名を残す大参謀ハン・ミョンフェと首陽がついに手を組むことになる。 |
第13話 明への使者 宮殿では首陽を罰すべきとの声が影を潜め、事態は首陽に有利に傾きつつあった。だがそれは安平大君らを警戒させることをも意味していた。都は混沌としていたが、そんな折、首陽は端宗即位を認める、 |
第14話 塗替えられる勢力図 首陽が明の使者に志願したことは端宗に大きな衝撃を与える。端宗は宮殿でただひとり信頼する首陽の明行きを認めようとしない。そこに右議政キム・ジョンソの辞職願が届く。 |
第15話 首陽の狙い 首陽の明行きが決まり、周囲はにわかに騒がしくなる。クォン・ラムは首陽のいない都を憂慮するが、首陽の考えはちがった。宮殿の内外に溢れる不穏な勢力は、首陽不在で一気に表面化し…!? |
第16話 首陽、明へ発つ 明行きの準備に追われる首陽だが、彼が副使として指名したミン・シンは仮病を使ってこれを拒否する。首陽に副使として指名されるのを恐れる官僚を見て、人々は首陽を冥土の使者と噂した。 |
第17話 勢いを増す安平 首陽が明に向けて旅発つと宮殿内は急変する。恵嬪ヤン氏と淑嬪ホン氏は端宗を巡って互いをけん制するが、端宗はどちらを信じたら良いかわからず、ただ怯える毎日を送っていた。 |
第18話 進む陰謀 勢力を拡大する安平は義政府の多くの官僚を取りまとめ、新たに建てた別宅、武渓精舎に招待する。だがその場所は朝鮮建国の際、当時の名僧無学大師が宮殿建立に最適だと太祖に進言した場所だった。 |
第19話 動き出す運命 着々と自分の周りを固める安平だが、右議政キム・ジョンソだけは味方につけられない。イ・ヒョルロは面倒なことになる前にキム・ジョンソを始末するよう進言するが、安平は決断がつかずにいる。 |
第20話 安平の決断 安平を訪ねた譲寧大君は、自分や首陽を殺す覚悟ならやれと安平を一喝する。これに怒った安平はついに天敵を始末する覚悟を決め、イ・ヒョルロを呼ぶ。 |
第21話 キム・ジョンソの思惑 首陽が鴨緑江に近づく頃、宮殿では安平が勢力を拡大。大殿を守るべき禁軍まで掌握した安平に、周囲の人々も、首陽は鴨緑江を越えることはできないだろうとささやきあった。 |
第22話 人事を巡って 事実上、宮殿を掌握した安平。だがイ・ヒョルロはキム・ジョンソと首陽がいる限り、権力を独占することはできないとして2人の殺害を安平に促す。 |
第23話 怖気づく安平大君 首陽はあと一歩で鴨緑江というところまで来ていた。安平の出迎えを希望した首陽だが、安平は動こうとしない。安平の煮え切らない態度に焦燥感を強める彼の支持勢力は次第に分裂の様相を呈し始める。 |
第24話 首陽の帰国 わざと落馬してまで迎えを拒んだ安平に首陽は怒りつつも、自分をそれほど恐れているのかと失笑する。平壌で安平に相対した首陽は、手を携えて幼い王を守ろうと安平を促す。 |
第25話 深まる対立 帰国早々、首陽は端宗にファンボ・インとキム・ジョンソを罷免するよう詰め寄る。表向きは雨で先王の墓が崩れたことに対する処分だった。家で謹慎中のキム・ジョンソのもとにはイ・ヒョルロが訪れる。 |
第26話 端宗、寧陽尉に移り住む 端宗はキム・ジョンソの勧めで、姉のいる寧陽尉に移り住むことになる。独断でこのことを決めたキム・ジョンソには非難が集中するが、イ・ヒョルロはキム・ジョンソが安平についた証拠だと喜ぶ。 |
第27話 覚悟を決める両陣営 イ・ヒョルロから吉日を知らされ、ついに覚悟を決めた安平は端宗に首陽が謀反を企てていると告発する。さらにキム・ジョンソのもとを訪れ、力を貸すよう要請する。 |
第28話 命乞い 先王の命日に寧陽尉から宮殿に戻った端宗はそこで待っていた首陽と会う。しばし会話を交わした後、キム・ジョンソを呼んだ端宗は首陽が命乞いをしたと告げ…!? |
第29話 殺生簿 宮殿に出向いた首陽は出会う人毎に命乞いをして回った。憐れなその姿に皆彼を避けようとする。そんな時安平のもとに、首陽が先に事を起こそうとしているという情報が入る。 |
第30話 決行前夜 首陽はハン・ミョンフェの生殺簿に安平の名を見て衝撃を受ける。だがハン・ミョンフェは逆臣、奸臣は排除すべきと粛清を考える。首陽の挙兵を知ったクォン・ラムはキム・ジョンソのもとに向かう。 |
第31話 決行の日 謀反の話を聞かされた端宗はキム・ジュンソにその証拠を示せと詰め寄るが、キム・ジョンソはただ自分を信じろと言い、事が起きたらいずれであろうとも斬るという言葉を残して去る。 |
第32話 癸酉靖難(ケユジョンナン) キム・ジョンソと息子スンギュを襲撃した後、首陽は端宗のもとへ向かう。安平大君とキム・ジョンソが謀反を企てたと報告する首陽に、端宗は反逆者を討てと王命を下す。 |
第33話 反対派粛清 首陽側はファンボ・イン、ミン・シンら安平側の官僚たちを次々に殺害する。だが安平大君の命だけは奪えず、江華に流すことを決める。 |
第34話 権力掌握 譲寧は国と民を守るため、譲位しろと端宗に迫る。それを知った首陽は動揺するが、ハン・ミョンフェら家臣たちはそのために首陽についたのだった。 |
第35話 安平の死 安平を処刑せよとの声は日ごとに大きくなり、ついには譲寧が立ち上がり、端宗に安平処刑の王命を強要する。首陽は弟を殺すことに最後まで反対したが、ついに王命は下され、安平は毒薬を賜る。 |
第36話 新たな対立 この機会に不穏なものをさらに一掃しようとするハン・ミョンフェに、首陽はことを急ぎ過ぎるなと諌める。そんな時、新たな対立の火種となる事件が起こる。 |
第37話 広がる波紋 恵嬪の事件は大きな波紋を呼ぶことになる。この一件で宮殿内には目に見えない派閥が出来てしまう。さらに首陽に対して発した端宗の一言が、事を大きくしてしまう。 |
第38話 イ・ジンオクの乱 イ・ジンオクはキム・ジョンソの側室チンニョとともにキム・ジョンソの仇を討つために反乱を起こす。その対策として端宗は首陽にすべての兵士の指揮監督権を与えてイ・ジンオク征伐に送り出す。 |
第39話 反乱鎮圧 首陽はイ・ジンオクと彼に同調する反逆者の一掃に乗り出す。同時に息子の嫁ハン氏の父、ハン・ファクを右議政に任命する。イ・ジンオクは初めのうちこそ気勢が荒かったが…。 |
第40話 反目と疑心 反乱を鎮圧し宮殿に平穏が訪れると、首陽は君主に忠誠を誓う儀式、会盟儀(フェメンイ)と端宗の婚礼の準備に着手した。ハン・ミョンフェはこの2つの儀式とも、首陽を王座から遠ざけると考え…。 |
第41話 首陽とハン・ミョンフェの対立 端宗の妃選びが本格化するが、世間では端宗に嫁いでもすぐに寡婦になると噂され、名家では年頃の娘を送りたがらない。その一方、妃選びで優位に立ちたい恵嬪は錦城大君と手を組もうとしていた。 |
第42話 妃選び 首陽の夫人ユン氏は夫に代わって妃選びに乗り出し、1人の娘を選び出す。だがすぐにでも首陽を王座に就かせたいハン氏はそれを阻止しようと考える。 |
第43話 最終候補 宮殿に妃候補たちが集まるが、なかなか絞りきることができない。そのなかで内命婦ではユン氏が推薦するソン氏など3名を最終候補と決める。だがそのなかには恵嬪と錦城大君が推す候補はいなかった。 |
第44話 妃決定 宮殿が妃選びに集中している頃、ハン氏はハン・ミョンフェとともに首陽を王座に上らせるための画策をしていた。そのために待ち望んでいた妊娠さえ明らかにせずにいた。 |
第45話 端宗の婚礼 首陽は時代が変わればやり方も変わると、喪にこだわる連中を黙らせる。ハン・ミョンフェと首陽の仲はさらに溝が深まり、親友のクォン・ラムさえ手を焼く始末だった。 |
第46話 才知ある王妃 一夜明け、首陽が大殿に向かうと、端宗と王妃は喪服で出迎える。先王に挨拶するためという王妃の堂々とした態度に、首陽は感歎し、それに従う。婚礼が終わると首陽は新たな人事を発表する。 |
第47話 王座を巡る新たな陰謀の種 ハン・ミョンフェは首陽こそ王座に就くべきだと主張する。今やらなければ、いずれ端宗に殺されるというのがハン・ミョンフェの考えだった。その頃、錦城は首陽を倒す計略を練っていた。 |
第48話 王妃の画策 ハン氏の明晰さに驚くハン・ミョンフェ。彼はハン氏の言葉に力を得、今後に希望を見出す。だが首陽の夫人ユン氏はそんなハン氏の行き過ぎた行動を憂慮していた。 |
第49話 恵嬪と錦城大君 ハン・ミョンフェの仲間たちの不満は日ごとに増して行き、再決起も辞さない勢いとなっていた。一方恵嬪を宮殿から追い出せという官僚の直訴に対し、首陽は内命婦に任せよと命じる。 |
第50話 追い詰められた首陽 恵嬪の息子、永豊君は錦城大君とともに、首陽を罷免しろと端宗に詰め寄る。これを知らされた首陽は自宅に籠もってしまう。端宗は首陽に宮殿に戻るよう促すが、首陽は答えず、謹慎生活を続けていた。 |
第51話 辞職上書 首陽を排除しようと考える王妃は端宗を促して、恵嬪、淑嬪への朝夕の挨拶を敢行する。長引く首陽の謹慎で宮殿内には不安と不信感が高まっていた。 |
第52話 混乱する王宮の行方は 辞職上書を受け取った端宗は首陽に会いに行こうとするが、王妃や恵嬪に止められる。宮殿内では首陽排除の雰囲気が漂い始め、恵嬪、錦城大君もこの機会を逃してはならないと端宗に迫る。 |
第53話 席藁待罪(ソッコテジェ) 首陽は髪を解き、みずから宮殿に向かう。だが宮殿の門は恵嬪の腹心オム内官の差し金で閉ざされたままだった。首陽の登庁を聞き動揺する端宗に恵嬪は首陽を辞職させるよう強要。 |
第54話 恵嬪、浄業院へ送られる ついに端宗は辞職上書を首陽に返し、同時に恵嬪は宮殿を追い出され、浄業院に送られることになる。首陽はこの一件で宮殿での力を圧倒的なものとしたが…。 |
第55話 譲位の王命 ハン氏は男児を出産する。王妃は巷で王の孫が生まれたと噂されていることが無念でならない。だが端宗はこの噂で心を決め、同副承旨となったハン・ミョンフェを呼んで首陽へ譲位するとの王命を下す。 |
第56話 信頼を取り戻す二人 端宗は自身が無力なため王宮が安定しないと考えていた。だが孝寧大君は首陽への不信感が今のような事態を引き起こしたのだと端宗を諭す。首陽の心を知った端宗はみずから首陽の家に出向き…。 |
第57話 首陽の本意 首陽のもとを訪れたクォン・ラムは首陽の本心を確かめようとする。クォン・ラムは首陽と運命をともにする覚悟だった。端宗は浄業院で恵嬪が喀血したと聞き、胸を痛めていた。 |
第58話 功臣ホン・ユンソンの処遇を巡って 癸酉靖難(ケユジョンナン)の功臣ホン・ユンソンがオム内官に暴行を働き、宮殿はまたも混乱する。王妃はこの事実に怒りをあらわにするが、端宗は事を荒立てるなと諌める。 |
第59話 ホン・ユンソンの報告書 首陽から宮殿の腐敗を正せとの命を受けたホン・ユンソンは意気揚々とこの仕事に取り掛かる。彼が提出した事細かな報告書に、身に覚えのある官僚たちは気が気ではなかった。 |
第60話 粛清、再び? 報告書に基づいた粛清が始まろうとしていた。大司憲は端宗に向かい、錦城、恵嬪らを謀反を企てた罪で極刑に処すようにと進言する。端宗は安平に続いて身内を殺さねばならないことに衝撃を受け…。 |
第61話 深まる溝 端宗はまたもや宮殿で兄弟が争い、血の雨が降ることに胸を痛めていた。それを回避するために、なんとしても錦城と恵嬪を守ろうとするのだが…。王妃は親政を執るまでの辛抱だと慰めるが…。 |
第62話 浄業院の一夜 端宗は浄業院に送られた恵嬪に会いに行く。首陽は王みずからが罪人を訪ねることに激怒し、側で仕えるチョン内官を厳しく罰する。端宗は浄業院に泊まろうとするが、首陽はそれを許さず迎えを送る。 |
第63話 首陽への疑心 義兄、寧陽尉が謀反を企てたという上書に端宗は激怒する。首陽は真相を確かめると端宗に約束するが、浄業院や錦城の屋敷を兵士に包囲させ、むしろ端宗を追い詰める。 |
第64話 決意 世宗の寵愛を受けた恵嬪が謀反を起こすはずがないと声を荒げる端宗。夜を徹して議論が続けられたが結論は出ず、ついに首陽が宮殿に呼ばれる。 |
第65話 譲位 宮殿の周りは多くの兵士が取り囲み、不穏な空気に包まれていた。だがすでに端宗は気持ちの整理をつけており、譲位はあっさりと決まってしまう。 |
第66話 即位 即位式の準備が始まり、宮殿は祝賀の雰囲気に包まれる。端宗と王妃はそれぞれひっそりと無念を噛みしめていた。譲寧は端宗を廃位させるつもりで事を進めていたが、首陽は複雑な思いだった。 |
第67話 ユン氏の胸中 夜更け頃、端宗は王妃の前で涙を流していた。内官、女官たちは首陽のもとに行き、宮殿は静まり返っていた。首陽の屋敷では祝賀の宴が続いていた。 |
第68話 景福宮 首陽の即位で端宗は上王となったが、廃位すべきとの声は小さくなかった。上王はその声を回避するため、急ぎ宮殿を明け渡し、昌徳宮に移る。 |
第69話 改革の始まり 昌徳宮には側に仕える者がほとんどいないと知った王妃は心を痛め、首陽に上王冊立を訴える。首陽は景福宮に移ってまもなく大規模な人事異動を行うが、独断で行ったために不満が噴出した。 |
第70話 上王冊立 首陽は上王に拝礼するために昌徳宮に向かうが、上王は自分のほうが拝礼に向かうべきと受け入れない。首陽はそんな上王のために宴を開いて冊立を祝う。 |
第71話 六曹直啓制の波紋 独断的に議政府署事制から六曹直啓制への改革を進める世祖(首陽)。クォン・ラムは先行きを案じるが、ハン・ミョンフェは成り行きを見守る姿勢を崩さない。 |
第72話 佐翼功臣 強い王室を標榜する世祖は六曹直啓制の採択を強行する。この後、世祖は即位に貢献した臣下らに佐翼功臣の称号を与え、同時に大々的な人事異動を行った。 |
第73話 謝恩使の出立 明に送る謝恩使としてクォン・ラムとシン・スクチュが選ばれる。スクチュのもとには学者仲間のソン・サンムンが挨拶に訪れていた。 |
第74話 恵嬪処刑 錦城と寧陽尉を赦免しようと考える世祖。ところがそこに恵嬪が錦城に送った密書が届けられ、宮殿は一瞬にして緊張状態に入る。世祖は恵嬪の処刑に躊躇するが、譲寧は厳罰を主張して譲らない。 |
第75話 謀反の兆し クォン・ラムとシン・スクチュが明から戻ってくるが、宮殿にはただならぬ空気が漂っていた。ソン・サンムンら学者一派、そしてソン・ヒョンスら外戚一派がそれぞれ怪しい動きを見せ始めていた。 |
第76話 宴席の世祖 世祖2年6月1日、明の使臣のための歓迎宴が開かれる。ソン・サンムンらはここで世祖と世子を亡き者にしようとしていた。彼らから計画を聞いた上王は叔父である世祖を殺すことに激しく動揺するが…。 |
第77話 死六臣「端宗復位事件」 右賛成チョン・チャンソンの密告により、ソン・サンムンらの謀反計画を知らされた世祖は上王もこのことを知っていたと聞かされ、衝撃を受ける。 |
第78話 謀反の首謀者 死六臣らは一様に端宗への強い忠誠心を示し、どれほど激しい拷問にも決して信念を曲げることなく耐え続けた。上王がこの謀反に本当に関わっていたのかどうかが気がかりでならない世祖だが…。 |
第79話 死六臣処刑 世祖を訪ねた譲寧は逆臣らの処罰と上王廃位を訴えるが、世祖は聞こうとしない。その頃ハン・ミョンフェはこの事件を密告した右賛成チョン・チャンソンを訪ね…。 |
第80話 世祖の不安 粛清が終わると、世祖は集賢殿を廃止する。これまで学者を信頼し重用してきた世祖にとって、彼らの行為は裏切りとしか思えなかったのだ。次に世祖はハン・ミョンフェを呼び都承旨を命じる。 |
第81話 孤独な上王 世祖はこれ以上謀反が起こらぬようハン・ミョンフェに監視を命じる。今回の事件で世祖のハン・ミョンフェへの信頼はゆるぎないものとなった。一方、上王は昌徳宮に幽閉されたまま寂しい日々を送る。 |
第82話 噴出する上王廃位論 ハン・ファクに続いて左議政イ・サチョルが死に、領議政チョン・インジまでもが高齢を理由に辞職を願い出る。ハン・ミョンフェはチョン・インジに上王を廃位させて世祖の恩に報いるべきと主張する。 |
第83話 さらなる謀反? 官僚たちは上王廃位を求めて座り込む。譲寧大君も強く上王廃位を求めるが、その弟、孝寧大君は逆に廃位させるべきではないと語気を強める。世祖は上王と共に祭祀を執り行うが…。 |
第84話 上王廃位 府院君とクォン・ワンを告発したのは王妃の弟ユン・サユンだった。王妃はそれを知って、弟の裏切り行為に強い衝撃を受ける。 |
第85話 悲しみの昌徳宮 翌日、魯山君と夫人は昌徳宮を出て行くこととなった。王妃は二人が不憫でならなかったがどうすることもできず、ただ涙を流すしかなかった。 |
第86話 ハン・ミョンフェの改革 世子妃が第2王子を出産する。その頃城下では、魯山君を憐れに思った民衆が、世祖を呪う札を貼るという騒ぎが起きていた。譲寧は府院君と魯山君を殺すよう促すが…。 |
第87話 世子危篤 世子の病は深刻な状態に陥っていた。世子妃ハン氏は付きっ切りで看病していたが、すでに世子に意識はなく、最後も近いと思われた。 |
第88話 世子逝去 錦城が謀反を企てたと知った世祖は、錦城が住んでいた順興府を反逆の村と呼び、役人を皆殺しにした上、平民をも多数殺害した。王族が錦城を処刑すべきと声をあげる中、世子が逝去する。 |
第89話 魯山君処刑 錦城とソン・ヒョンスに処刑の王命が下る。だが魯山君処刑の命は下らなかった。官僚たちが訝る中、世祖は夜半にそっとホン・ユンソンを呼び、魯山君殺害の王命を下す。 |
第90話 九年の月日が流れ… 魯山君(端宗)の死から9年が過ぎた。世祖は原因不明の皮膚病に悩まされていた。シン・スクチュは領儀政となって4年が過ぎ、クォン・ラムはハン・ミョンフェの限りない野望を憂慮しながら逝った。 |
第91話 粋嬪ハン氏の決意 世祖はハン・ミョンフェに引退を迫っていた。功臣たちを閑職に追いやった世祖だが、ハン・ミョンフェの強い権力欲には不安を抱いていた。一方粋嬪ハン氏は王妃を訪ね、宮殿にまた戻る日を夢見る。 |
第92話 譲位宣言の波紋 世祖は世子へ譲位すると言い出し周囲を慌てさせる。世祖は愚直なヤン・ジョンが暴言を吐いた裏にはハン・ミョンフェの存在があると推測。官僚たちも譲位派と存続派に分かれ、火花を散らしていた。 |
第93話 孫の将来 粋嬪ハン氏が二人の息子を連れて宮殿にやって来る。者山君は初めての宮殿にはしゃいでいた。ハン氏は世祖の前で、息子たちの将来を案じて涙を見せるのだった。 |
第94話 世祖倒れる 月山君の婚礼が執り行われた。粋嬪ハン氏は亡き夫の位牌の前で、息子を王位に就かせて見せると誓うのだった。王妃は世祖が世子の将来をハン・ミョンフェに託したのを知り、強く反発する。 |
第95話 野望の実現 粋嬪ハン氏は夫の死で宮殿を出たときの無念を噛みしめていた。世祖がここで死ねばどうなるかと考えると居ても立ってもいられず、者山君を連れて宮殿を訪れる。 |
第96話 権力の座 ハン・ミョンフェがついに領議政となり、家では盛大な祝いの宴が催される。そこに粋嬪ハン氏が訪れ、半ば強制的に者山君とミョンフェの娘の縁談を決めてしまう。 |
第97話 老いた王 ハン氏は将来のために息子たちを厳しくしつけていた。特に世子と親しくしないように気を使っていた。その頃弓の射会が開かれ、ホン・ユンソンと世祖は弓の命中で賭けをする。 |
第98話 領議政辞任 世祖が重用する若手の亀城君はユ・ジャグァンを宮殿に連れて来る。庶子だが頭脳明晰なユは世子を守りハン・ミョンフェから権力を奪う方法を進言して世祖を感嘆させる。 |
第99話 粋嬪ハン氏と王妃の対立 世祖は粋嬪ハン氏を宮殿に呼ぶが、王妃はハン氏に会おうともしない。王妃が冷たくすることで、世祖はさらにハン氏が不憫になるのだった。 |
第100話 イ・シエの乱 イ・シエが世祖に送った書状には反乱の首謀者としてハン・ミョンフェ、シン・スクチュの名が明記されていた。二人は王命により、投獄されることになる。 |
第101話 功臣の投獄 最も信頼していた功臣の裏切りに衝撃を受ける世祖。粋嬪ハン氏は二人が処刑されたら自分の子どもたちも危ないと世祖に訴える。 |
第102話 勢力を強める反乱軍 王妃は世子海陽大君の側室昭訓ハン氏を世子妃にしようとしていたが、それは粋嬪ハン氏の息子者山君が王になる道を永遠に塞ぐことだった。 |
第103話 放免 世祖は官僚や王族を一人ずつ呼び、世子の前で忠誠を誓わせた後、反乱軍鎮圧に向かう。世祖の親征で討伐軍は優勢に戦を進める。 |
第104話 イ・シエの乱鎮圧 ハン・ミョンフェに失望した粋嬪ハン氏はたとえ一人でも闘おうと決意を新たにする。その頃亀城君がイ・シエを捕らえたという知らせが入る。世祖は亀城君の功績に歓喜する。 |
第105話 病床の粋嬪ハン氏 粋嬪ハン氏が倒れたという知らせに世祖はうろたえる。だが王妃は仮病と見抜き、彼女が大妃への野望を抱いていると告げてしまう。これに激怒した世祖は粋嬪ハン氏のもとに向かう。 |
第106話 世子の病 世祖は者山君を世孫にすると言い出すが、周囲の反対は大きかった。だが病床の粋嬪ハン氏とした約束を簡単に違えることもできず、思案していた。 |
第107話 譲位の決意 世祖が譲位すると言い出すが、官僚たちの反対は強かった。ユ・ジャグァンは朝廷を一新させ、まだ28歳の亀城君を領議政にするべきだと進言する。 |
第108話 世祖倒れる 世祖が倒れる。病の床で世祖は亀城君を領議政に任命し、政務を世子に任せると言い出す。それを知った粋嬪ハン氏は宮殿に赴くが、世祖は会おうとしない。 |
第109話 ハン・ミョンフェの進言 世祖はハン・ミョンフェら老いた功臣たちを集めて自分の墓の相談をする。だがハン・ミョンフェは墓の話には耳を貸さず、世子を自分たちに任せるように進言する。 |
第110話 譲位 ハン・ミョンフェの家で容態が悪化した世祖は急ぎ宮殿に戻る。そして謀反を起こした逆臣の親族たちをすべて赦免するよう命じた後、世子へ譲位する。 |
第111話 世祖崩御 悪夢に悩まされていた世祖が危篤状態に陥る。ようやく粋嬪ハン氏が呼ばれるが、到着前に世祖はこの世を去ってしまう。数々の功績を残した名君世祖だが…。 |
第112話 大妃の決断 大妃が功臣に国葬都監を任せると言い出し、国王睿宗も譲歩する。だが石室を作らぬべきという新進勢力と、作るべきという功臣たちが対立していた。 |
第113話 ユ・ジャグァンの計略 宮殿にやってきた粋嬪ハン氏は大妃の前で号泣してみせる。大妃はこれまでのことは水に流して自分を助けるようにと優しくことばをかけるのだった。 |
第114話 権力の行方 ユ・ジャグァンの計略によって官僚たちは収賄の疑惑をかけられ、解明のための調査が始まる。この決定は睿宗に代わり大妃によって出されたが…。 |
第115話 ナム・イの乱 ユ・ジャグァンの言葉に勇気付けられたナム・イは謀反を決意する。それを確かめたユはその足でナム・イを告発する。謀反勃発の知らせに大きな衝撃を受けた大妃はその場に倒れこんでしまう。 |
第116話 粋嬪ハン氏の勢い ナム・イが捕らえられ、尋問が始まる。シン・スクチュはハン・ミョンフェがユ・ジャグァンとともにナム・イを陥れたことに怒る。ナム・イは盟友クォン・ラムの娘婿だった。 |
第117話 睿宗倒れる 睿宗の病はひどくなる一方だった。粋嬪ハン氏がその噂を確かめに昌徳宮に出向くと、そこにはユ・ジャグァンがいた。ユは睿宗の病状を粋嬪ハン氏に隠そうとしていた。 |
第118話 世子の座を巡って 睿宗が倒れたと聞き、粋嬪ハン氏は宮殿に急ぐ。家を出る前、彼女は二人の息子に今後の覚悟を語って聞かせる。この時睿宗はまだ世子を冊立していなかった。 |
第119話 睿宗崩御 睿宗の足はすでに壊死状態となっていた。それを知った大妃は次期王のことを真剣に考え始める。斉安大君はまだ幼く、周囲は敵ばかりで見守る人間がいなかった。 |
第120話 成宗即位 睿宗の死でハン・ミョンフェは者山君を喪主にせよと大妃に詰め寄る。シン・スクチュの後押しもあり、大妃はついに者山君を喪主にし、その日のうちに即位させる。 |
第121話 摂政を巡る争い 粋嬪ハン氏は自分が大妃になれなかったのはハン・ミョンフェの差し金だと激怒し、ミョンフェを孤立させようと考える。ユ・ジャグァンは亀城君と大王大妃に手を組ませ、摂政をさせようと計っていた。 |
第122話 母子の絆 成宗は母親粋嬪ハン氏を宮殿に住まわせると主張する。大王大妃も了承し、粋嬪ハン氏を大妃にすべきかと考える。 |
第123話 垂簾聴政 大王大妃の垂簾聴政が始まる。だが大王大妃のすぐ側には屏風の影に隠れた粋嬪ハン氏の姿があった。これを知った官僚たちは反発の声をあげる。 |
第124話 粋嬪ハン氏とハン・ミョンフェの対立 ハン・ミョンフェがいつまでも自分を大妃にさせないため、粋嬪ハン氏は王妃を選び直すと言い出す。一方、母の願いを叶えたい成宗はなんとか大妃の座を与えようと功臣たちに働きかけていた。 |
第125話 亀城君の謀反 亀城君が謀反を企てたという知らせが大王大妃に伝えられる。大王大妃は粋嬪ハン氏の陰謀ではないかと疑い、ハン・ミョンフェに亀城君を助けるよう内密に要請する。 |
第126話 仁粋王妃誕生 ハン・ミョンフェはなんとしても粋嬪ハン氏が大妃になるのを阻もうとしていた。だが粋嬪ハン氏も大妃の座を手に入れるためには手段を選ばない勢いだった。 |
第127話 摂政の座 大妃になれずにいらつく仁粋王妃は、ハン・ミョンフェの娘である王妃ハン氏に八つ当たりする。ヒャンイは2人の仲を修復させるために仁粋王妃に会うが、彼女は冷笑するだけだった。 |
第128話 王妃冊立 ハン・ミョンフェは仁粋王妃に摂政させないよう、大王大妃に直訴する。2人の対立は今や宮殿中の関心事だった。仁粋王妃は次の手として宮殿を出て行くと言い出す。 |
第129話 悲願の座へ 病の床に就いていた王妃ハン氏がこの世を去る。ハン・ミョンフェは辞職を願い出るが、事実上の摂政をしている仁粋王妃は許さない。その中で朝廷はついに仁粋王妃を大妃にすることを決定する。 |
第130話 親政を巡る対立 朝廷では成宗に親政を促す者と躊躇する者がいた。だがいまだに政治の中枢を握っているのはハン・ミョンフェら老臣たちだった。ハン・ミョンフェは仁粋大妃が政治に関わるのを恐れていた。 |
第131話 成宗の親政 ある晩、大王大妃の摂政を批判する匿名の中傷文が宮殿に張られる。それを知った大王大妃は、怒りに任せて摂政を辞めると宣言する。朝廷では成宗に席藁待罪をさせようとするが…。 |
第132話 成宗の反発 成宗は王妃選びに躊躇するが、仁粋大妃だけでなく大王大妃からも勧められ、逆らえずにいた。一方ハン・ミョンフェと仁粋大妃の間はもはや修復不能の状態に達していた。 |
第133話 仁粋大妃の台頭 なんとしてもハン・ミョンフェを排除し、従兄を大司憲にしようとする仁粋大妃。だが成宗は仁粋大妃が人事に介入することを阻止しようと考えていた。一方王妃選びも大詰めに入っていた。 |
第134話 粛清 仁粋大妃の野心は止まらず、大王大妃の外戚ユン・ゲギョムを大司憲に任命させ、みずから作った不正役人の名簿に合わせて粛清を強行させる。 |
第135話 ハン・ミョンフェ失脚 仁粋大妃の激しい怒りに、成宗もついに折れるしかなかった。仁粋大妃は思い通りの結果に満足の笑みをもらしていた。無力さに打ちひしがれた成宗は淑儀ユン氏のもとを訪れる。 |
第136話 母からの独立 ユン氏の懐妊は成宗を喜ばせたが、他の側室たちの妬みは激しかった。成宗は仁粋大妃から独立して親政を行うために、若い学者たちを集める。 |
第137話 権力を独占する仁粋大妃 ハン・ミョンフェが参殿し仁粋大妃に土地を差し出して謝罪する。成宗は仁粋大妃から独立しようとするが、結局は母離れができずにいた。 |
第138話 呪いの藁人形 藁人形騒動に怒った仁粋大妃は必ず犯人を見つけ出すと宣言し、多くの女官たちを容赦なく拷問する。だが結局犯人を見つけることは出来なかった。 |
第139話 王妃決定 王妃選びは大王大妃の推す名門のユン氏と仁粋大妃の推す懐妊したユン氏の対決となった。イム・サホンはユン氏が王妃になった将来を考え、母親の頼みを聞き入れることにする。 |
第140話 仁粋大妃と王妃の対立 王妃の座に就くやいなや、宮殿の改革に乗り出す王妃が仁粋大妃は気に入らない。宮殿の内外では仁粋大妃が自分と同じような嫁を娶ったと評判になっていた。 |
第141話 女同士の戦い 仁粋大妃は息子成宗を聖君にするためにはどんなことでもする覚悟だった。だが執務中の成宗のもとには王妃が寄り添っていた。寂しさを感じながらも仁粋大妃は、貧しい王妃の実家に米や織物を贈る。 |
第142話 王子誕生 王妃の最有力候補だったチョン貴人が懐妊した。そうとは知らずチョン貴人を叩いてしまった王妃。仁粋大妃は王妃を選び間違えたと不快感を露(あらわ)にする。 |
第143話 仁粋大妃の反撃 王子誕生に手放しで喜ぶ成宗と王妃。一人ぼっちにされた仁粋大妃は寵愛する臣下の不正を見逃すよう成宗に迫る。だがこれは仁粋大妃の権力を崩そうとする朝廷への宣戦布告でもあった。 |
第144話 日ごと増す王妃の力 王子を産んだことで王妃は日ごとに傲慢になっていった。重臣の夫人を呼んでは貢物を受け取り、それを内官や女官らの心を得るために下賜した。王 |
第145話 仁粋大妃、宮殿を出る 仁粋大妃の命令に激高した王妃は席を立ってしまう。さらにその足で大王大妃のもとに向かい、姑への恨みを訴えるが、逆に叱られるだけだった。 |
第146話 母と子の駆け引き 仁粋大妃は成宗が迎えに来るのを今や遅しと待ち構えていた。だが日ごろから母親の言うなりだとの噂を耳にしている成宗は、今度ばかりは腰を上げずにいた。 |
第147話 改革を始める成宗 成宗は朝廷の改革に着手する。ついに母親から独り立ちした姿だった。だが官僚たちのなかにはこれを賞賛する新進勢力と、不満を持つ元老勢力たちがいた。 |
第148話 権力を握るのは…? ハン・ミョンフェは新進勢力たちが企む仁粋大妃への弾劾上書をつぶそうと動き出す。仁粋大妃の退陣がさらに大きな権力争いのもとになるというハン・ミョンフェの言葉は説得力があった。 |
第149話 親蚕礼の波紋 親蚕礼という王室行事が華やかに執り行われる。王妃は晴れの日に得意満面だった。その頃、仁粋大妃は部屋のなかで一人寂しく外から聞こえる楽の音に聞き入っていたが、突然苦しみ出した。 |
第150話 激しさを増す王妃 出産したばかりのチョン貴人に王妃が席藁待罪を命じたという話は一気に宮殿中を駆け巡る。だが内命婦の長である王妃には誰も逆らうことができない。 |
第151話 引き裂かれた母子 王妃は悔しさのあまりチョン貴人の食事に砒素を入れようとする。その夜成宗は淑儀ユン氏と仲睦まじく過ごしていたが、王妃はその部屋の前にやってきて自身の悔しさを大声で吐露する。 |
第152話 投書事件 王妃のチョン貴人への憎しみは日ごとに強くなり、投書によって陥れようとする。これを知った仁粋大妃は成宗に事の真相を明らかにするよう命じる。 |
第153話 追い詰められた王妃 投書から始まった騒動は王妃が呪いの本と砒素を持っていたということで、さらに大きな問題となっていく。この件を重く見た仁粋大妃は王妃を廃する論議を始める。 |
第154話 王妃、嬪に降格 仁粋大妃は王子まで廃嫡すると宣言する。王妃を廃したら後に王子から報復されるのではないかと恐れる朝廷をけん制するためだった。成宗は迷うが、仁粋大妃の気持ちは決まっていた。 |
第155話 王妃降格の波紋 嬪に降格された王妃は寿康宮に居を移す。成宗は王妃のいた場所に残された装飾品を手に取って涙する。ところが寿康宮に移った王妃は懐妊していた。 |
第156話 孤立する仁粋大妃 仁粋大妃は復位の話に激怒。聖君になるためには情を捨てろと詰め寄る母親に成宗は涙するだけ。内官キム・チョソンはそんな成宗のために王妃のいる寿康宮を訪ね、大殿に残されていた装飾品を渡す。 |
第157話 王妃復位 仁粋大妃はついに王妃の復位に同意する。だが王妃を今までどおり寿康宮に住まわせるという条件つきでの同意だった。王妃はこの処遇に涙を見せるが…。 |
第158話 深まるばかりの溝 仁粋大妃の従兄ハン・チヒョンが閑居の身のユ・ジャグァンを訪ねる。ユ・ジャグァンは仁粋大妃と王妃の対立を利用して返り咲こうと画策する。 |
第159話 王妃勢力、排除される 仁粋大妃はユ・ジャグァンを使って王妃側の人間のあいだにもめ事を起こさせ、辞職させてしまう。王妃を大殿に移すと宣言した成宗の先回りをしたのである。 |
第160話 王妃追放 王妃をなだめようとしていた成宗だったが、顔を傷つけられたことで逆上し、大殿に戻ってしまう。それを知った仁粋大妃はすぐに重臣らを登庁させ、その夜のうちに王妃を宮殿から追い出すと宣言する。 |
第161話 廃妃ユン氏 仁粋大妃の野望は止まらない。今度は廃妃を亡き者にすると言い出すのだった。しかも自分から成宗に進言するのではなく、重臣たちが処刑を口にするよう仕向けるつもりだった。 |
第162話 宮殿に戻った世継ぎ 仁粋大妃は廃妃ユン氏の暮らしぶりを探らせる。だが見に行った内官はチョン貴人の差し金で仁粋大妃に都合の良い作り話をする。しばらく後、世継ぎの王子がそっと宮殿に戻される。 |
第163話 廃妃ユン氏自決 成宗はついに廃妃ユン氏を自決させるという王命を下す。朝廷の誰一人として、これに反対する者はいなかった。またも仁粋大妃の考えていたとおりに事が運ばれた瞬間だった。 |
第164話 病床の成宗 廃妃ユン氏死亡の知らせに宮殿は静まり返る。だが仁粋大妃だけは追い討ちをかけるように、廃妃のことを口にしてはならぬと厳しく命令する。ユン氏の棺の上には大切にしていた装飾品が置かれていた。 |
第165話 次期王位は… 成宗の病は深刻な状態に陥っていた。世子は大妃に嫌われている自分が王位に就けるはずはないと自暴自棄になっていた。実の母については何も知らされていない世子だったが…。 |
第166話 大妃の思惑は…? 成宗は自分の寿命を悟り、大妃に世子のことを頼むのだった。その頃廃妃ユン氏の母シン氏は行方不明になっていた。イム・サホンはそのシン氏を探し出して世話をしていた。 |
第167話 成宗崩御 朝廷では次期王座を巡って憶測が流れていた。大妃は次期王は自分が決めると言って譲らない。成宗は廃妃との約束を果たすため顧命を残そうとするが、大妃がそれを阻んでしまう。 |
第168話 燕山君即位 大妃は死者の霊魂を供養する仏教儀式の水陸斎を行うよう世子に命じるが、朝廷では成宗が仏教を退けていたことを理由に反対。だが世子は母思いだった成宗の性格を思い水陸斎を強行しようとしていた。 |
第169話 廃妃調査 即位した途端、燕山君は廃妃ユン氏について調べ直すと宣言する。恐れていた現実に朝廷には緊張が走る。仁粋大王大妃は幼い晋城大君を以前にも増して寵愛していた。 |
第170話 明かされる真実 燕山君はイム・サホンを呼び、母について尋ねる。イムは燕山君の真意を計りかね、困惑するばかりだった。その夜、燕山君はイム・サホンの私邸まで出向き、母の無念を晴らすと告げる。 |
第171話 無念を晴らすために… 燕山君の義父シン・スンソンが領議政となる。大王大妃は燕山君のお目付け役としてシン・スンソンを選んだのだった。燕山君は母の廃妃の理由を知るため、承政院の日誌を読み、号泣する。 |
第172話 和解 母の墓を移すと宣言した燕山君。大王大妃の怒りは強く、2人は激しく対立する。朝廷もこの問題を巡って混乱。大王大妃の従兄ハン・チヒョンと領議政シン・スンソンは問題解決に立ち上がるが…。 |
第173話 さらに掘り起こされる過去 燕山君は斉安大君とともに女遊びに興じていた。このため宮殿では斉安大君を危険視する意見も上がって来ていた。実録庁が設置され「成宗実録」の編さんが始まった宮殿で新たな問題が起こっていた。 |
第174話 成宗実録の波紋 世祖の醜聞は大きな問題を引き起こすことになる。史官キム・イルソンはこれを実録に載せると言い張っていた。官僚たちはキム・イルソンの草稿を削除させようとするが、学者らは激しく反発する。 |
第175話 戌午士禍 キム・イルソンを捕らえて尋問した燕山君は、学者らを皆殺しにしてでも事の真相を究明すると宣言するのだった。世祖の醜聞を実録に載せるのは言語道断だと思っていた大王大妃は様子を見ることに。 |
第176話 チャン・ノクスの誘惑 大王大妃は自分が生きている間は廃妃の話をするなと燕山君に厳命し、実録の件もこれで終わりにするよう命じる。だが燕山君は実録に関わった官僚を罷免するなど新たな人事を発表し…。 |
第177話 燕山君の執念 チャン・ノクスが淑媛の位を賜り、宮殿に入った。妓生を側室にするという前代未聞の出来事に周囲は眉をひそめるが、燕山君はお構いなしだった。 |
第178話 罪人の子という烙印 燕山君には常軌を逸したとしか思えない奇行が目立つようになる。大王大妃から罪人の子と言われたことが彼の心を蝕んでいた。 |
第179話 廃妃の真実 大王大妃の従兄ハン・チヒョンは燕山君に涙ながらに和解を進めた後、昏睡してそのままこの世を去ってしまう。これで燕山君と大王大妃を取り持つ人間がいなくなってしまった。 |
第180話 吹き荒れる嵐 廃妃の母と燕山君は涙の対面をする。廃妃の母から血のついた着物を見せられた燕山君は怒り狂い、大王大妃殿に向かうのだった。 |
第181話 甲子士禍 貴人たちを殺した燕山君は周囲が止めるのも聞かず、廃妃に関わったすべての人々を追及すると言い出す。さらに、大王大妃こそ廃妃を殺した張本人だと言ってのける。 |
第182話 根競べ 大王大妃は廃妃の真相を燕山君の義兄シン・スグンに語って聞かせていた。廃妃し、自決させることに同意した官僚たちに重荷を負わせるためだった。 |
第183話 仁粋大王大妃崩御 大王大妃殿で狼藉を働く燕山君。だが大王大妃は決して怯まず、燕山君を怒らせる。宮殿はもはや無法地帯と化していた。燕山君は大王大妃が生きている間に廃妃の追尊の儀式を執り行うと宣言する。 |
第184話 続く圧政 謝罪のことばなく逝った大王大妃に対し、燕山君は不快感をあらわにするのだった。葬儀の格を下げ、人々が悲しみの涙を流すことすら禁じてしまう。 |
第185話 加速する乱行 大王大妃の死後、燕山君の行動は改まるどころか、さらに無謀を極めていく。その裏にはいまや燕山君から絶対的信頼を得たイム・サホンの姿があった。 |
第186話 燕山君の最期 幼い頃からかわいがってくれたキム・チョソンを殺してしまったことを悔やむ燕山君。だがすでに踏み外した道を戻すことはできなかった。 |
キャスト情報
役名 | 俳優名 |
---|---|
出演 | チェ・シラ |
出演 | ソン・ジェホ |
出演 | チョン・ムソン |
出演 | チョン・テウ |
出演 | イム・ドンジン |
出演 | イ・ジヌ |
出演 | アン・ジェモ |
出演 | ハン・ヘスク |
出演 | キョン・インソン |
出演 | シン・ギス |
キャスト出演作品
チェ・シラ 出演作品(3)
インス大妃 | インス大妃役 |
---|---|
優しくない女たち | |
蒼のピアニスト |
ソン・ジェホ 出演作品(2)
彼女を信じないでください | ヒチョルのお父さん役 |
---|---|
殺人の追憶 |
チョン・テウ 出演作品(1)
軍師リュ・ソンリョン |
---|
イ・ジヌ 出演作品(1)
明成皇后 |
---|
アン・ジェモ 出演作品(4)
チョン・ドジョン | |
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偉大なる糟糠の妻 | ユン・イリョン役 |
近肖古王 |
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