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あさが来た スピンオフ/割れ鍋にとじ蓋

あらすじ:幕末、京都の豪商の次女に生まれたあさは、相撲が大好きなおてんば娘。大阪有数の両替屋・加野屋の次男である新次郎と結婚することを親に決められていた彼女は、最初は反発するが、新次郎の懐の深さに気づいて嫁入りし、加野屋のために商才を発揮していく。
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視聴タイプ
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配信期間
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あさが来た スピンオフ/割れ鍋にとじ蓋 動画情報

タイトル名 あさが来た スピンオフ/割れ鍋にとじ蓋
ジャンル

157エピソード

(1)「小さな許嫁(いいなずけ)」
幕末の京都。今井家の次女あさ(鈴木梨央)は、相撲が大好きなおてんばな女の子。琴や裁縫が上手な姉のはつ(守殿愛生)とは正反対。木に登ったり、ヘビを振り回して男の子たちを追いかけるあさは、厳しい父親の忠興(升毅)に叱られる毎日。あさの口癖は「なんでどす?」。そんな姉妹には、生まれた時から結婚を約束された許婚(いいなずけ)がいた。ある日、あさは許婚の新次郎(玉木宏)と恥ずかしい出会い方をしてしまう。
(2)「小さな許嫁(いいなずけ)」
あさ(鈴木梨央)の口ぐせは「なんでどす」。何で女子は相撲をとってはいけないのか?何で女子はソロバンや学問をしてはいけないのか?それを口にしては父の忠興(升毅)に叱られてきたあさ。唯一の理解者は祖父・忠政(林与一)だけだった。忠政はあさと木にのぼり、「なんでやと思う気持ちが大切だ」とあさを励ます。ある日、父・忠興が、あさと姉のはつ(守殿愛生)を連れ、大坂の嫁入り先にあいさつへ行くと言いだす。
(3)「小さな許嫁(いいなずけ)」
あさ(鈴木梨央)初めての大坂は「びっくりぽん」の連続だ。商人たちの元気な様子につられて駆け出すあさは、五代才助(ディーン・フジオカ)とぶつかってしまう。ふたりはある物をめぐりなぜか追いかけっこをするはめに。挨拶に訪ねた許婚(いいなずけ)の家、加野屋で、出迎えた新次郎の父・正吉(近藤正臣)や母(風吹ジュン)はあさのおてんばな姿を見て、がっかりしてしまう。そして肝心の許婚の新次郎(玉木宏)は…。
(4)「小さな許嫁(いいなずけ)」
あさ(鈴木梨央)たち一行は、姉のはつ(守殿愛生)の嫁ぎ先である両替屋・山王寺を訪ねる。山王寺屋の当主・眉山栄達(辰巳琢郎)と、どこか癖のある菊(萬田久子)は、しっかりとあいさつをするはつに感心する。しかし、はつの許婚(いいなずけ)の惣兵衛(柄本佑)は終始、不機嫌な様子。京都に戻った姉妹は、親の決めた結婚について不安を口にする。そして、あさは姉のはつの目から涙があふれだすのを見てしまう。
(5)「小さな許嫁(いいなずけ)」
あさ(鈴木梨央)は、母・梨江(寺島しのぶ)に、「お姉ちゃんと私は大坂に嫁に行きたくない」と伝える。さらに、「嫁に行かず、学問をしてみたい」と言う。梨江は「おなごに学問は必要ない。」と言いふくめる。納得のいかないあさは、押し入れの中へ。そんなとき大坂から新次郎(玉木宏)が訪ねて来る。新次郎に気がつかないまま、あさは「嫁になんか行きたくない」と宣言する。そんなあさに新次郎はある贈り物を手渡す。
(6)「小さな許嫁(いいなずけ)」
お嫁に行きたくないと言うあさ(鈴木梨央)に、母・梨江(寺島しのぶ)は、新次郎(玉木宏)の秘密の話を打ち明ける。新次郎からもらった贈り物、そして母から聞いた新次郎の思いに、あさの気持ちは次第に動き始める。時は流れ、相変わらずおてんばで好奇心旺盛なあさ(波瑠)と、つつましい女性に成長したはつ(宮崎あおい)の嫁入りのときが近づいていた。
(7)「ふたつの花びら」
この春、二人そろって嫁入りをすることが決まったあさ(波瑠)とはつ(宮崎あおい)。「嫁に行きたくない」と言い続けていたあさも、次第に新次郎(玉木宏)に気持ちを寄せ始め、今では新次郎と会うことが楽しみになっている。そして約束の日、あさの家にやってきたのは、はつの嫁ぎ先である山王寺屋の菊(萬田久子)と惣兵衛(柄本佑)だった。菊は美しくなったはつを見て喜ぶが、いじわるなことを聞く。それを見ていたあさは…。
(8)「ふたつの花びら」
山王寺屋の訪問後、あさ(波瑠)は「ほんまにお姉ちゃんはあんな人のお嫁さんにならはるんですか?」と父の忠興(升毅)、母の梨江(寺島しのぶ)に抗議する。しかし、はつ(宮崎あおい)の決意は固く…。と、同時にあさの嫁ぎ先である加野屋からは、急きょ訪問できなくなったという文が届く。がっかりするあさに、新次郎(玉木宏)からの恋文が届く。
(9)「ふたつの花びら」
姉のはつ(宮崎あおい)の山王寺屋へ嫁入りすることへの不安を知ってしまったあさ(波瑠)。あさは、昔、本当は自分がその山王寺屋に嫁入りするはずだったという事実を思い出す。そこであさは、加野屋の新次郎(玉木宏)に、山王寺屋のことを教えてほしいと文を出す。しかし、なかなか返事は来ない。2か月が過ぎた頃、あさの元に文が届く。しかし、それは思いがけない人からの文であった。
(10)「ふたつの花びら」
大坂の加野屋ではあさ(波瑠)からの汚い字の文が手違いで破られていた。それに気づいた新次郎(玉木宏)は大慌て。あさとはつ(宮崎あおい)の嫁入りは日に日に近づいていた。あさには若い女中のふゆ(清原果耶)を、はつには、年長の女中うめ(友近)がついていくことが決まる。お家の決めた嫁入りに納得ができないあさは、うめと相撲を取る。うめに投げ飛ばされたあさは、大泣きする…。
(11)「ふたつの花びら」
新次郎(玉木宏)は惣兵衛(柄本佑)と会い、そこで惣兵衛の家族に対する恨み、はつ(宮崎あおい)への思いを知る。そんな中、新次郎の兄がついに危篤に陥ってしまう。今井家では、いよいよ三日後に嫁入りを控えたあさ(波瑠)とはつは姉妹として別れを惜しんで琴を演奏する。嫁入りしても、また必ず会うことを約束して…。その翌日、新次郎が父の正吉(近藤正臣)と共にやって来て、あさの嫁入りを見送らせてほしいと言いだす…。
(12)「ふたつの花びら」
兄の死で打ちひしがれる新次郎(玉木宏)を、あさ(波瑠)は持ち前の明るさと、強くまっすぐな思いで励ます。そして、あさより半年早く、姉のはつ(宮崎あおい)の嫁入りの日がやってくる。船で旅立つ姉を走って見送るあさ。時はたち、あさの嫁入りの日もやってくる。家族に見送られ、大坂にやってきたあさだったが、新次郎は…。
(13)「新選組参上!」
祝言の日、あさ(波瑠)は心を躍らせて新次郎(玉木宏)を訪ねる。すると当の新次郎は、あさとの祝言をすっかり忘れ、のんきに紅葉狩りに出かけ三味線を弾いていた。番頭の亀助(三宅弘城)が呼びにいき、大慌てで戻る新次郎。そしてその夜、あさと新次郎が二人きりに…。あさの心はドキドキ。優しく抱きしめる新次郎に、あさは…。
(14)「新選組参上!」
あさ(波瑠)が加野屋に嫁いで、初めての朝が来た。あさの隣に新次郎(玉木宏)の姿はなかった。しかし嫁として元気よく働きだすあさ。あさが加野屋の朝の会に出た時、新次郎は巾着袋を振り回して朝帰り。開店しても、ただ座っているだけの新次郎に、あさはなぜ仕事をしたがらないのかを問うのだが…。新次郎はあさを残し、毎晩どこかへ出かけていく。新次郎の向かった先にはある女の姿があった。
(15)「新選組参上!」
毎晩、あさ(波瑠)を置いて出かける新次郎(玉木宏)。そんなある日、あさは加野屋から姿を消す。新次郎に愛想を尽かし、実家に帰ったのだと誰もが思った。しかし、あさが出かけた先は、姉のはつ(宮崎あおい)が嫁いだ山王寺屋だった。心配する義父・正吉(近藤正臣)。そして新次郎と結び付けようとする義母よの(風吹ジュン)はある作戦をたてる…。
(16)「新選組参上!」
大坂の米会所を訪れたあさ(波瑠)が偶然再会したのは、五代才助(ディーン・フジオカ)だった。五代はあさに「世の中はこれから大きく変わる」と言い立ち去る。姉のはつ(宮崎あおい)の元には、京都から母の梨江(寺島しのぶ)が訪ねていた。梨江が大坂にやってきた理由とは…。あさが毎晩出かける新次郎(玉木宏)の後をついて行くと…。
(17)「新選組参上!」
あさ(波瑠)が新次郎(玉木宏)の三味線のことを知った夜、突然加野屋の戸をたたく者が。二人が表に出ると、そこに居たのは土方歳三(山本耕史)率いる新選組だった。幕府再興のためのばく大な金を借りに現れた新選組に、あさは震えながらもちゃんとお金を返すように敢然に立ち向かう。そんなあさを見た新次郎は改めてほれ直す。
(18)「新選組参上!」
あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)は、毎晩部屋にこもっていた。二人は店の帳面を勘定しているのだった。その額はばく大だが、蔵を開けてみると千両箱はほとんどない。店のお金のことが急に心配になるあさ。そして、あさが姉のはつ(宮崎あおい)を訪ねると留守だと追い返されてしまう。そのころ、はつは義母の菊(萬田久子)と夫の惣兵衛(柄本佑)によって…。
(19)「若奥さんの底力」
あさ(波瑠)は何度山王寺屋を訪ねても、はつ(宮崎あおい)は留守だと追い返されてしまう。さらに山王寺屋に活気がないことに気付くあさ。加野屋の蔵にも千両箱がないことを思い出し、新次郎(玉木宏)に相談するが、三味線道楽のため取り合ってくれない。諦めきれないあさは、正吉(近藤正臣)や雁助(山内圭哉)に貸付金の証文だけでは信用できないと、自分に返済されてない借金の取り立てに行かせてくれとお願いする。
(20)「若奥さんの底力」
加野屋からの借金を一度も返していない宇奈山藩の取り立てに行ったあさ(波瑠)は、偶然はつ(宮崎あおい)の女中ふゆ(清原果耶)に出会う。山王寺屋が傾きかけていることを知ったあさは、ふゆにはつ宛の文を渡すのだが…。時代は混乱し、多くの大名は困窮していた。何度追い返されても、こりずに取り立てに行くあさ。取り合ってくれない宇奈山藩に、ついにあさは座り込みをする。
(21)「若奥さんの底力」
夜が明けても大名屋敷から帰ってこないあさ(波瑠)を、心配して待つ新次郎(玉木宏)たち。そんな中、あさは金の一部を見事、取り立て戻る。正吉(近藤正臣)はあさを、これからは加野屋の働き手として認めるとたたえる。そんな中、徳川率いる幕府軍が新政府軍との戦に負け、大坂城は炎に包まれる。間もなく加野屋を含む上方の商人たちに、新政府からとんでもない要求が突きつけられる。それを聞いた正吉とあさは…。
(22)「若奥さんの底力」
新政府の要求は資金十万両の調達だった。それに混乱したのはあさ(波瑠)たち加野屋だけではなく、はつ(宮崎あおい)のいる山王寺屋も同じだった。菊(萬田久子)は、惣兵衛(柄本佑)に当たり散らす。あさは正吉(近藤正臣)に新政府に金を払うべきだと主張するが、さらに事態は悪化する。新政府が新しい制度を発表すると、混乱した民衆が加野屋に押しかける…。
(23)「若奥さんの底力」
押し寄せる民衆の前に、寝込んでいる正吉(近藤正臣)の代わりに、あさ(波瑠)が立つ。あさは困っている人たちのため少しでも金を払いたいと言いだす。反対する加野屋の面々。当主、正吉の下した決断は…。一方、山王寺屋では、あさの手紙を探していたはつ(宮崎あおい)が井戸に落ちてしまう。そこではつは、思いがけない物を見つける…。
(24)「若奥さんの底力」
あさ(波瑠)は奈良の豪商、玉利(笑福亭鶴瓶)に借金のお願いに出かける。あさと入れ違いに加野屋を訪ねたのは、五代才助(ディーン・フジオカ)だった。五代の話を聞いた新次郎(玉木宏)は…。一方、はつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)ははつの実家に借金のお願いに行く。帰り道、偶然出会ったあさとはつ、はつは「精いっぱいお家を守ろな」と言葉を残し去っていく…。
(25)「お姉ちゃんに笑顔を」
幕末から明治へ、時代の変わり目に訪れた危機をあさ(波瑠)の活躍で、加野屋は何とか乗り越えた。しかし、姉のはつ(宮崎あおい)が嫁いだ山王寺屋はつぶれてしまい、家族で夜逃げしてしまう。何か新しい商いをはじめたいと思うあさ。新次郎(玉木宏)が、ふと新しい商いの話を始める。その商いとは…。そして、はつの行方は…。
(26)「お姉ちゃんに笑顔を」
あさ(波瑠)は姉のはつ(宮崎あおい)たちの居場所を突き止めるが、追い返されてしまう。なんとか力になろうとするあさだが、はつたちは再び姿を消してしまう。そんな中、加野屋を新政府の役人となった五代才助(ディーン・フジオカ)が訪れる。大阪のために、あさの力を借りにきた五代だったが…。そしてそのころ、逃げ続ける山王寺屋の家族にある出来事が…。
(27)「お姉ちゃんに笑顔を」
あさ(波瑠)は、五代才助(ディーン・フジオカ)から、つまらん女になったと言われる。あさは、大阪の両替屋が傾いたのは、すべては新政府のせいだと訴える。新次郎(玉木宏)はあぜんとする。しかしそのあさを五代はほめたたえる。そして五代の薦めであさは大阪商人の集まりに顔を出すようになる。いつもフラフラしている新次郎は、ついにはつ(宮崎あおい)を捜し出す…。
(28)「お姉ちゃんに笑顔を」
新次郎(玉木宏)は、いなくなっていたはつ(宮崎あおい)を探しあてる。はつは、あさ(波瑠)には絶対居場所を言わないでほしいと新次郎に頼む。そのころ、あさは大阪商人たちの寄り合いで、五代才助(ディーン・フジオカ)の商売への熱い思いを聞き感心する。京都の母・梨江(寺島しのぶ)から、あさの実家の今井家が新政府の仕事のため、東京へ行くという文が届く。そしてあさも、いよいよ新しい商いへと動き始める。
(29)「お姉ちゃんに笑顔を」
新しい商いに石炭を掘る炭坑経営を考え始めたあさ(波瑠)。あさは新次郎(玉木宏)の知人に会うため、三味線の師匠の美和(野々すみ花)の家に出かけて行く。美和に少し嫉妬しているあさは、ふと新次郎の着物を見て、縫い目が自分が繕ったものではないことに気付く。新次郎は、袖を縫った女性に会いに行こうとあさを連れ出す。あさと新次郎が向かった先には…。
(30)「お姉ちゃんに笑顔を」
五代才助(ディーン・フジオカ)の新しい商いの組織、カンパニー作りに賛同することを決めた正吉(近藤正臣)とあさ(波瑠)。そしてあさの思いは、日増しに石炭へ向う。九州の炭坑へ行ってみたいと言うあさを、新次郎(玉木宏)は珍しく叱り反対する。すると五代に相談を持ちかけるあさ。しかしその時、五代は政府から横浜への異動が命じられる。一方、はつ(宮崎あおい)は…。
(31)「妻の決心、夫の決意」
石炭を掘り出す炭坑経営に興味を持ったあさ(波瑠)は、準備を進めようとするが夫の新次郎(玉木宏)から反対され、すれ違いがつづく。一方、姉のはつ(宮崎あおい)の妊娠がわかる。しかし、今や山王寺屋はつぶれ、家族は農家の納屋暮らし、夫の惣兵衛(柄本佑)は姿を消して…。そのころ、大阪を去った五代才助(ディーン・フジオカ)は、東京で親友の大久保利通(柏原収史)と会っていた。五代の決断とは…。
(32)「妻の決心、夫の決意」
加野屋を訪ねて来たのは、あさ(波瑠)の父、忠興(升毅)だった。正吉(近藤正臣)は、あさが嫁に来てくれたおかげで、加野屋は救われたと忠興に話す。深々と頭を下げる忠興。そしてあさは新しい商いに石炭を考えていると忠興に相談。炭坑経営は難しいと伝えるが、それでも諦めないあさに忠興は…。そんな時、新次郎(玉木宏)は三味線の師匠、美和(野々すみ花)の所へ向かい…。
(33)「妻の決心、夫の決意」
あさ(波瑠)は、嫁入り道具を売りに出して、炭坑を買おうと考える。しかし加野屋がつぶれるといううわさが広がってしまう。義母のよの(風吹ジュン)は跡継ぎの心配を新次郎(玉木宏)に持ちかける。そして、あることをすすめる。その話を聞いてしまったあさは…。そんな中、妊娠しているはつ(宮崎あおい)が訪ねてくる。はつはあさに、ある頼みごとをする。
(34)「妻の決心、夫の決意」
あさ(波瑠)を訪ねてきたはつ(宮崎あおい)が突然産気づく。慌てて準備をするあさ。そして、はつは無事に元気な男の子を出産。おめでたい空気の中、正吉(近藤正臣)やよの(風吹ジュン)は、ますますあさと新次郎(玉木宏)の跡継ぎ誕生に期待を寄せる。そんな中、あさに舞い込んできたのは、九州の炭坑が売りに出されるという話であった。あさは、新次郎にある決心を伝える…。
(35)「妻の決心、夫の決意」
炭坑経営のために九州へ向かう支度をしているあさ(波瑠)は泣いていた。新次郎(玉木宏)の妾(めかけ)話が進んでいるためだ。姉はつ(宮崎あおい)に相談するが、はつの旦那、惣兵衛(柄本佑)は失踪中。姉妹は冗談を交え慰め合うしかなく…。そんな時、大阪に戻ってきた五代友厚(ディーン・フジオカ)は、あさにあることを伝える…。ショックを受け悲しみに暮れるあさ。そして新次郎は…。
(36)「妻の決心、夫の決意」
大阪の加野屋に炭坑の持ち主、櫛田そえ(木村佳乃)が訪ねてくる。廊下を大股でやってくるあさ(波瑠)を見て、そえは炭坑を譲ることを伝える。そしてあさが九州に旅立つ日を迎える。新次郎(玉木宏)たちに見送られ、亀助(三宅弘城)と共に歩きだしたあさを追いかけてきたのは、五代友厚(ディーン・フジオカ)だった。五代はあさに「お守りです。」と言って、とある物を渡す。
(37)「だんな様の秘密」
あさ(波瑠)は、急な山道を延々と歩き、やっとの思いで九州の炭坑にたどり着く。しかしたどり着いた炭坑は静まりかえっていた。親分の治郎作(山崎銀之丞)や抗夫たちは、酒ばかり飲んで働こうとしない。そんな時、大阪の加野屋では、正吉(近藤正臣)が、あるうわさを聞きつける。あさは、石炭を掘るように必死に説得する。しかし抗夫たちは全く話を聞こうとしない。そんな中、カズ(富田靖子)があさに話しかけてくると…。
(38)「だんな様の秘密」
集まった坑夫たちを前にあさ(波瑠)は、石炭を掘るように必死に説得する。しかし聞き入れない坑夫たち。一方、大阪のはつ(宮崎あおい)の暮らす家をよの(風吹ジュン)が訪れる。はつの子どもを気にいったよのに菊(萬田久子)は…。そして、さらにはつの前にある人物が現れる。そして、炭坑のあさは、坑夫たちと腹をすえて話し合おうと思い、早朝の炭坑を見に行く。すると治郎作(山崎銀之丞)が現れ…。
(39)「だんな様の秘密」
あさ(波瑠)は、炭坑のことを少しでも知りたいと思い、坑道に入ろうとしたところ、治郎作(山崎銀之丞)にどなられてしまう。炭坑は、それだけ危険な場所なのだ。反省するあさ。一方、はつ(宮崎あおい)のもとを訪れた五代友厚(ディーン・フジオカ)は、はつにある重要な話をする。そして、はつは…。そして必死に坑夫たちを説得するあさを、坑夫たちが取り囲む。その時、ある衝撃的な出来事が起こる…。
(40)「だんな様の秘密」
炭坑夫に囲まれたあさ(波瑠)がひるんだ時に、ズドンという音が響く。五代(ディーン・フジオカ)からもらったピストルが落ちて暴発したのだ。驚く親分の治郎作(山崎銀之丞)や坑夫たちにあさは「うちは負けしまへん」と啖呵(たんか)を切る。するとカズ(富田靖子)や女性たちが、殺さないでくれとあさに訴えて…。一方、はつ(宮崎あおい)は夫の惣兵衛(柄本佑)を見つけだし…。そして、あさの前にある人物が現れる。
(41)「だんな様の秘密」
九州の炭坑で働くあさ(波瑠)を訪ねて来たのは、夫の新次郎(玉木宏)であった。あさを心配して遠路はるばるやってきた新次郎は、力ずくで物事を解決するのではない、ある大切なことを伝える。新次郎に身を寄せるあさ。そして、あさが改めて親分の治郎作(山崎銀之丞)や坑夫たちに石炭の大切さを話していると、なぜか相撲をとることになって…。新次郎や、坑夫たちの前でとる相撲の勝敗はいかに…。
(42)「だんな様の秘密」
あさ(波瑠)と相撲をとることになったのは、炭坑の支配人の宮部(梶原善)だ。新次郎(玉木宏)の前で力の入った相撲の勝敗は…。親分の治郎作(山崎銀之丞)は、あさの根性を気にいり、石炭を気張って掘ることを約束する。喜ぶあさ。新次郎が大阪に帰る日、新次郎はあさに自分の過去のある話をする。驚くあさ。そして大阪に帰る新次郎をじっと見送る坑夫のサトシ(長塚圭史)にあさは気付いて…。
(43)「京都、最後の贈り物」
九州の炭坑で坑夫たちに交じって元気に働くあさ(波瑠)のもとに手紙が届く。それは祖父、忠政(林与一)の危篤の知らせだった。京都の今井家にあさと姉のはつ(宮崎あおい)や家族が集まる。あさははつとともにおじいちゃんと懐かしい話で盛り上がる。一方、加野屋では、ひと月家を空けているあさに対して、義母のよの(風吹ジュン)の不満が募っていた。そして新次郎(玉木宏)は…。
(44)「京都、最後の贈り物」
京都の今井家の立派な店の様子を見て改めて感心するあさ(波瑠)とはつ(宮崎あおい)。はつの、お母はんの力も大きい、という言葉にあさも深くうなずく。そしてあさは祖父、忠政(林与一)と碁を打つ。碁を楽しみながら忠政は大事な話をあさにする。その後、忠政が静かに息を引き取る。涙を流すあさ。そして今井家は、明治政府の仕事を受けるために東京へ引っ越すことを父、忠興(升毅)は決心する。
(45)「京都、最後の贈り物」
京都の今井家に五代友厚(ディーン・フジオカ)が訪ねてくる。今まで加野屋で仕事をしてきたあさ(波瑠)は、お金の恐ろしさを話す。そんなあさに五代は、お金で人を応援し、救うのが銀行だ、と新しい話をする。感銘を受けるあさ。偶然、やってきていた新次郎(玉木宏)と正吉(近藤正臣)は…。京都を去るあさとはつ(宮崎あおい)に母の梨江(寺島しのぶ)は、娘たちを心配に思う気持ちを伝える。
(46)「京都、最後の贈り物」
大阪の加野屋に戻ってきたあさ(波瑠)は、店の表に「加野炭礦(こう)」という看板を見る。あさは、責任を感じ張り切って九州の炭坑と大阪を行き来しながら働くようになる。新次郎(玉木宏)は、はつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)の家を訪ね、子どもの藍之助と仲良く遊ぶようになり…。すっかりまじめに働くようになった惣兵衛は、ある思いをはつに伝える。そのころ、あさは炭坑で働くサトシ(長塚圭史)のことが気になり…。
(47)「京都、最後の贈り物」
大阪のあさ(波瑠)を母の梨江(寺島しのぶ)が訪ねて来る。梨江はよの(風吹ジュン)に仕事ばかりしているあさのことを深く詫(わ)びる。その後、梨江はあさにしっかり働いてえらいと伝えると、あさは妻としては自信がないと告白する。しなやかな心を忘れたらあかん、と言う梨江は、あさにある物を託す。そして、梨江は新次郎(玉木宏)にくれぐれもあさを頼みますと伝えると、そこにはつ(宮崎あおい)がやってきて…。
(48)「京都、最後の贈り物」
あさ(波瑠)は、銀行経営をはじめたいと正吉(近藤正臣)に相談する。雁助(山内圭哉)は、両替屋が炭坑経営をすることに納得いかないことを亀助(三宅弘城)たちに話す。偶然聞くうめ(友近)。あさの父、忠興(升毅)が東京へ向かう途中にあいさつにくる。その姿をみたあさは…。九州の炭坑では、サトシ(長塚圭史)の働きぶりが…。そして、五代(ディーン・フジオカ)は、ある物を持ってあさを訪ねてくる。
(49)「炭坑の光」
あさ(波瑠)は仕事の合間に姉のはつ(宮崎あおい)のもとを訪ねていた。忙しい様子のあさを見た、惣兵衛(柄本佑)は…。商人たちは、仕事ぶりが男勝りなあさのことを加野屋の四男坊と噂(うわさ)するようになる。新次郎(玉木宏)は、働きすぎるあさを気遣って…。そのころはつは、和歌山へ行く相談を惣兵衛として…。そして、あさは九州の炭坑へ向かい、到着すると亀助(三宅弘城)があることを伝える。すると…。
(50)「炭坑の光」
九州の炭坑であさ(波瑠)は、亀助(三宅弘城)から、サトシ(長塚圭史)が仕事をしないという報告を受ける。あさは炭坑の仕組みを変えたいと宮部(梶原善)に相談する。今までのやり方を変えることを嫌がる宮部。そのとき、あさがとった行動は…。炭坑で働くカズ(富田靖子)は、あさをひそかに応援するが…。一方、姉のはつ(宮崎あおい)はある困難に直面し、そして、ひとり寂しく三味線を弾く新次郎(玉木宏)も…。
(51)「炭坑の光」
九州の炭坑であさ(波瑠)はある悩みを亀助(三宅弘城)に打ち明けると…。亀助もある思いを持っていて…。そしてあさは、炭坑をよりよくするための新しい仕組みについて、坑夫たちに話す。すると突然サトシ(長塚圭史)があることを言いだす。大阪では、ひとり夜遊びに出かける新次郎(玉木宏)が…。そして五代友厚(ディーン・フジオカ)は大久保利通(柏原収史)からある提案を受け…。
(52)「炭坑の光」
九州のあさ(波瑠)は炭まみれになって働き、必死に炭坑の改革を坑夫たちに話し続けていた。すると坑夫たちは…。そしてあさを快く思わないサトシ(長塚圭史)がとった行動は…。一方、惣兵衛(柄本佑)は、はつ(宮崎あおい)にある言葉を告げ去ってしまう。菊(萬田久子)が家の外に出てみると、そこに現れたのは…。加野屋では、新次郎(玉木宏)の弟の榮三郎(桐山照史)が修行から戻ってくる、すると…。
(53)「炭坑の光」
新次郎(玉木宏)ははつ(宮崎あおい)のもとを訪れていた。新次郎とはつは、寂しいものどうし、共感しあっていた。そして二人は…。九州の炭坑のあさ(波瑠)は、無理して必死に働いていたが、休むようにカズ(富田靖子)に言われる。治郎作(山崎銀之丞)が現れると、あさに向かって意外な言葉を口にする。そして、あさは…。その夜、眠っているあさの目の前に現れたのは…。
(54)「炭坑の光」
早朝、九州の炭坑で寝ていたあさ(波瑠)を訪ねたのは、五代友厚(ディーン・フジオカ)であった。五代はある話をしてあさを勇気づける、そしてすぐ去ってしまう。あさは炭坑で働くサトシ(長塚圭史)を心配しつつ、大阪に戻っていく。加野屋に戻ったあさを、新次郎(玉木宏)は優しく抱きしめ、出迎える。一方、はつ(宮崎あおい)の夫、惣兵衛(柄本佑)は、ある物を土産に戻ってきて…。
(55)「お姉ちゃんの旅立ち」
正吉(近藤正臣)は、加野屋の後継者に榮三郎(桐山照史)を指名。新次郎(玉木宏)は優しく弟の榮三郎を応援する。あさ(波瑠)は正吉の体調が心配だと、よの(風吹ジュン)に相談する。そんな心配はせず、しっかりお家の仕事をしてほしいというよのの言葉に、準備に励むあさ。一方、農家として再出発しようとする惣兵衛(柄本佑)の意見に反対する菊(萬田久子)に対し、はつ(宮崎あおい)は…。
(56)「お姉ちゃんの旅立ち」
あさ(波瑠)や加野屋の人々は、榮三郎(桐山照史)の襲名披露の準備でてんやわんや。そんな中、亀助(三宅弘城)がある人に恋心を抱いていることを知るあさ。そして、迎えた襲名披露の当日、正吉(近藤正臣)は、急にあることを言いだして、あさは襲名披露の席に参加することとなる。一方、はつ(宮崎あおい)は、惣兵衛(柄本佑)の農家としてやりなおそうとする姿勢を後押しして、思いきったことを言う。
(57)「お姉ちゃんの旅立ち」
榮三郎(桐山照史)の襲名披露にあさ(波瑠)も参加、後見人の新次郎(玉木宏)とともに新しい加野屋の顔として、あいさつすることに…。その様子を偶然、加野屋を訪れたはつ(宮崎あおい)も見ていて…。はつは、あさに和歌山に旅立つことを伝える。離れ離れになることが寂しいあさに、よの(風吹ジュン)は、ある提案をする。そして惣兵衛(柄本佑)も新次郎にある提案をして…。
(58)「お姉ちゃんの旅立ち」
大阪を旅立つことになったはつ(宮崎あおい)は息子の藍之助をつれて、あさ(波瑠)を訪ねてやってくる。久しぶりにふたりの時間を過ごす、あさとはつの話は尽きない。あさの商いのことや、はつの子育てのことなど、語りあう姉妹。藍之助は、あさのそろばんで遊び、興味を持つようになる。そのとき、新次郎(玉木宏)は、あるものを持って急いで帰ってくる。それを見た、あさとはつは…。
(59)「お姉ちゃんの旅立ち」
大阪を旅立つ前日、はつ(宮崎あおい)は新次郎(玉木宏)になぜあさ(波瑠)を選んだのかと問う。それに対する新次郎の答えとは…。その夜、はつはあさに、今まで黙っていたことを思い切って話す。驚くあさ。そして、手に手をとり、お互いに精一杯、お家をまもっていこうと改めて誓い合う姉妹。すると、あさは…。はつが大阪を去ったあと、九州の炭坑であさが元気に働いていると、ある出来事が起こる。
(60)「お姉ちゃんの旅立ち」
九州の炭坑で働いているあさ(波瑠)は、妊娠していたことを知る。大阪の新次郎(玉木宏)は手紙で知り、大喜び。加野屋の人々みんなで、あさの帰りを楽しみに待っていた。しかし、あさは炭坑で気になることがあり、なかなか大阪に戻らないでいた。待ちきれなくなった新次郎がうめ(友近)と迎えに行くことに…。そのころ九州のあさは、悪阻(つわり)に苦しんでいるのだった。
(61)「九転び十起き」
九州の炭坑で妊娠していることがわかったあさ(波瑠)は、つわりに苦しみながら、仕事ができない自分を悔しがっていた。亀助(三宅弘城)も心配するだけで、なにもできないでいた。そこへ現れたのは、夫の新次郎(玉木宏)とうめ(友近)。あさを抱きしめる新次郎。そのとき、あさは…。炭坑でサトシ(長塚圭史)を見た新次郎はあることを思うが、あさを連れて大阪へ戻って行く…。
(62)「九転び十起き」
あさ(波瑠)は、相変わらずつわりに苦しんでいた。新次郎(玉木宏)は炭坑で働くサトシ(長塚圭史)のことが気になったが、あさを連れて大阪に戻っていく。大阪の家で過ごすうちに、体調がよくなっていくあさ。新次郎は、街の人の多くが断髪していることが気になって…。そして、あさのもとを五代友厚(ディーン・フジオカ)が訪ね、話が弾んでいると、そこへ現れたのは…。
(63)「九転び十起き」
「さっぱりぽん」とあさ(波瑠)が言うように、新次郎(玉木宏)と榮三郎(桐山照史)が髷(まげ)を切って、さっぱりした髪型になっていた。正吉(近藤正臣)とよの(風吹ジュン)は、妊娠しているあさの体を心配して、ついに言い争いに…。大番頭の雁助(山内圭哉)とうめ(友近)は、ふたりで話をしていくうちに…。出産の予定の日が近づき、あさはある思いを新次郎に告げる…。
(64)「九転び十起き」
あさ(波瑠)はいよいよ出産のときを迎えていた。心配する新次郎(玉木宏)たち。すると、元気な泣き声が聞こえて…。新次郎はしみじみと赤ちゃんと母になったあさを見つめる。加野屋がおめでたい空気に包まれる中、正吉(近藤正臣)は、あれこれと考え抜いた結果、千年以上栄えますように、という思いを込め、千代と名前をつける。夜遊びをやめ育児に励む新次郎、一方、あさは…。
(65)「九転び十起き」
九州の炭坑で、大きな爆発事故が起こる。慌てる亀助(三宅弘城)。治郎作(山崎銀之丞)が坑道に入っていたらしく、妻のカズ(富田靖子)は取り乱している。炭坑は大パニックに…。一方、大阪のあさ(波瑠)は、銀行づくりの準備を行っていた。そこへ、炭坑で事故が起こったという知らせが入る。あさは、周囲の反対を押し切り、すぐに炭坑にむけ出発する。あさが九州の炭坑に着いてみると…。
(66)「九転び十起き」
「炭坑の爆発は、事故でない」と話す五代(ディーン・フジオカ)。とまどうあさ(波瑠)。その時、治郎作(山崎銀之丞)が…。固唾をのむ炭坑で働く一同。そんな中、サトシ(長塚圭史)は…。後処理に追われるあさは、銀行づくりの夢が遠のくのを感じて…。正吉(近藤正臣)は、事態の収拾のため大番頭の雁助(山内圭哉)を九州に向かわせる。するとそのあと、正吉の自身の身に…。
(67)「大阪一のおとうさま」
あさ(波瑠)の義父、正吉(近藤正臣)が倒れた。あさはできるだけ娘の千代と一緒にいながら正吉の看病をする。五代(ディーン・フジオカ)のもとを訪れたあさは、ある話を聞く。気になっているところへ、九州の炭坑から亀助(三宅弘城)が戻ってくる。炭坑は、雁助(山内圭哉)がうまくまとめているとのこと。しかし、すべてを話していなかった亀助。みんなを見守っていた正吉は…。
(68)「大阪一のおとうさま」
亀助(三宅弘城)は、九州の加野炭坑からサトシ(長塚圭史)が姿を消したことをあさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)に伝える。ショックを受けるあさと新次郎。そんなときふゆ(清原果耶)が店の表で、あやしい人を見る。騒然となる加野屋。新次郎はひとり考えごとをして…。そこに九州の雁助(山内圭哉)から手紙が届く。手紙には、サトシという人物について書かれていて…。そして、新次郎はあさにある話を打ち明ける…。
(69)「大阪一のおとうさま」
新次郎(玉木宏)は、かつて加野屋の大番頭だった男の息子の松造がサトシ(長塚圭史)だとあさ(波瑠)に話す。松造の父は、のれん分けしたが、商いがうまくいかず、正吉(近藤正臣)に借金を頼むが断られていた。そのことでサトシは、加野屋を恨むようになっていたのだ。幼かった新次郎は、そのことがショックである考えを持つようになる。あさは、正吉を看病しながら、子守をしていると、その前にある人物が現れる。
(70)「大阪一のおとうさま」
あさ(波瑠)が見たのは、通りを歩く新次郎(玉木宏)とサトシ(長塚圭史)だった。これまでのことを語り合い、炭坑の爆発についても語る新次郎とサトシ。後をつけていたあさも話に加わる。加野屋に深い恨みをもつサトシに優しく接する新次郎に対し、あさは…。そして、正吉(近藤正臣)を見舞うサトシ、助けられなかったことを謝る正吉にサトシと新次郎は…。そして、サトシはある決断をする。
(71)「大阪一のおとうさま」
掘ることができなくなった九州の炭坑を加野屋の当主、榮三郎(桐山照史)は、手放すことを考えていた。あさ(波瑠)は手放す気はなく、なんとか再開しようとしていた。対立するあさと榮三郎。そのとき新次郎(玉木宏)は…。正吉(近藤正臣)の容体は、よくなかった。あさや新次郎たちを集めた正吉は、みんなにあることを話す。その話を聞いたあさたちは…。その後、正吉はよの(風吹ジュン)とふたりきりの時間を過ごして…。
(72)「大阪一のおとうさま」
正吉(近藤正臣)の葬儀の後、あさ(波瑠)はより懸命に働くようになっていた。あさは九州の炭坑へ1歳の千代を連れていこうとして、新次郎(玉木宏)とよの(風吹ジュン)に反対されてしまう。新次郎とよのは、正吉が亡くなってからある考えを持つようになっていて…。あさはひとりで九州の炭坑へ行ったり、大阪に戻ったりしながら働いていた。そのとき五代(ディーン・フジオカ)が現れあることに誘う…。
(73)「東京物語」
あさ(波瑠)は、五代(ディーン・フジオカ)に近代化していく東京を視察することをすすめられる。東京は、文明開化がすすみ産業や商業が発展し、東京商法会議所が間もなくつくられる予定であった。大阪の発展のためにも見てみたいと思うあさ。しかし、娘の千代がまだ幼く、九州の炭坑の問題も解決していない中、東京に行けないと話すあさに、新次郎(玉木宏)は…。そして、よの(風吹ジュン)は、あさに対して…。
(74)「東京物語」
あさ(波瑠)は、文明開化が進む東京を視察することに興味を持ちつつ、幼い娘の千代のことがあり、行くべきかどうか迷っていた。新次郎(玉木宏)とよの(風吹ジュン)は、あさに行ってもいいと話す。その理由とは…。あさは、うめ(友近)とともに五代(ディーン・フジオカ)の待つ東京を目指し、出発する。列車と蒸気船を乗り継ぎ、やっとの思いでたどりついた東京で、あさはある人物と出会う。
(75)「東京物語」
あさ(波瑠)とうめ(友近)は、東京の五代友厚(ディーン・フジオカ)の事務所を訪れる。そこに現れたのは、政府の要人で内務卿を務める大久保利通(柏原収史)であった。あさは、三人でこれからの日本について語る。居眠りしていたうめが目を覚ますと、その様子に驚いて…。改めて大阪のためにがんばろうと思う、あさ。一方、大阪の新次郎(玉木宏)は千代の世話をしながらあさのことを心配に思って…。
(76)「東京物語」
東京を訪れているあさ(波瑠)は、弟の忠嗣と牛鍋屋で待ち合わせていた。そこで父の忠興(升毅)ともばったり出会い、あさは久々に家族との会話を弾ませる。あさが女性の社会進出について語っていると、そこに割って入って来たのは、福沢諭吉(武田鉄矢)であった。福沢は、女性の社会進出について熱く語りかけて…。そして、あさが東京を去る日、五代(ディーン・フジオカ)があさを見送りに行こうとすると…。
(77)「東京物語」
あさ(波瑠)が東京を去ろうとした日、大久保利通(柏原収史)が暗殺される。号外が飛び交う中、あさは、五代友厚(ディーン・フジオカ)を心配に思い、駆けつける。ショックを受けている五代は、酒を飲んでいた…。一方、大阪の新次郎(玉木宏)は、加野屋で働くふゆ(清原果耶)に縁談の話が来て、あることを思いつく…。ふたりきりになったあさと五代は、大久保利通のことを話していると…。
(78)「東京物語」
あさ(波瑠)は、五代友厚(ディーン・フジオカ)と酒を飲み、語りあう。あさのしぐさを笑う五代は、徐々に平静をとりもどす。しかし、あさは酒に酔って眠ってしまい…。一方、大阪の新次郎(玉木宏)と亀助(三宅弘城)は、美和(野々すみ花)の営むレストランで、ビールを飲みながら、ふゆ(清原果耶)について話し合い…。五代の事務所で目覚めたあさは、慌てて大阪に戻っていく。新次郎に出迎えられた、あさは…。
(79)「新春、恋心のゆくえ」
明治11年12月、あさ(波瑠)は、年越しの準備で慌ただしい。祝いのお膳を用意し、庭では餅をつき、活気ある加野屋の年末である。番頭の亀助(三宅弘城)は、ふゆ(清原果耶)の縁談の話が気になっていた。そして、新年、「本年も幸多かれ」とみんなで拝み、お正月のごちそうにありつく加野屋の人々。あさは、亀助の気持ちをわかっていて、なんとか応援しようとする…。そして亀助は、ふゆに勇気を出して話しかける…。
(80)「新春、恋心のゆくえ」
番頭の亀助(三宅弘城)は、思いを寄せるふゆ(清原果耶)に縁談について問いかける。思いが揺れるふゆ。あさ(波瑠)はドキドキしながら見守り、亀助をなんとか応援したいと考え…。そんなある日、ふゆの父、彦三郎(上杉祥三)が縁談を決めた男をつれて加野屋にやってくる。威張っている彦三郎に亀助は…。あさは、五代友厚(ディーン・フジオカ)から、反対されていた商法会議所は、ある人物の説得があったという話を聞いて…。
(81)「新春、恋心のゆくえ」
あさ(波瑠)は、五代友厚(ディーン・フジオカ)から大阪商法会議所の設立には、新次郎(玉木宏)の活躍があったという話を聞いてびっくりぽん。難色を示す大阪の商人たちを新次郎は、さりげなく説得して回ったのだ。人望ある新次郎を改めて見直すあさ。加野屋では、ふゆ(清原果耶)の父が用意した縁談の話が進んでいた。心配する亀助(三宅弘城)、ドキドキしながら見守るあさは…。
(82)「新春、恋心のゆくえ」
ふゆ(清原果耶)と亀助(三宅弘城)の恋のゆくえを考えると、胸がドキドキするあさ(波瑠)。ふゆを心配する新次郎(玉木宏)は、ふゆを勇気づけようとすると、突然ふゆは…。一方、あさが美和(野々すみ花)のレストランを訪れると、ひょんなことから意気投合して…。亀助は、ふゆに襟巻きを届けると、ふゆは亀助にすがり泣きだし…。するとある日、ふゆの父、彦三郎(上杉祥三)が血相を変えて加野屋にやってくる。
(83)「新春、恋心のゆくえ」
ふゆ(清原果耶)の父、彦三郎(上杉祥三)がふゆの縁談相手を連れて血相を変えて加野屋にやってくる。ふゆと加野屋の店の者が街で仲良く一緒にいたのを見た縁談相手が怒って破談にすると言いだしたからだった。怒った彦三郎と加野屋の人々は大騒ぎになって…。そして大騒ぎの中、亀助(三宅弘城)は…。騒動が落ち着いた後、ふゆと話していた亀助は、ついに…。ドキドキして見守る、あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)は…。
(84)「新春、恋心のゆくえ」
騒動を経て、ふゆ(清原果耶)と亀助(三宅弘城)の縁談が決まる。あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)は、仲人を務めることに。美しい花嫁姿のふゆに、よの(風吹ジュン)をはじめ加野屋の人々が、大喜び。そのとき雁助(山内圭哉)が炭坑から戻ってきてさらに盛り上がり…。おめでたいことは続き、榮三郎(桐山照史)にも縁談の話がある中、あさは銀行づくりへの思いを強めていくのだった。
(85)「大阪の大恩人」
榮三郎(桐山照史)の嫁、さち(柳生みゆ)は、しとやかな女性でよの(風吹ジュン)は大喜び。一方、あさ(波瑠)は懸命に働き、炭坑を軌道に乗せ、銀行づくりを進めていた。あさは、大阪経済を発展させている五代友厚(ディーン・フジオカ)を尊敬していた。そして新次郎(玉木宏)は、五代友厚と交友を深めて…。ある日、働いてばかりいるあさに娘の千代は、ある質問を投げかけるとあさは…。
(86)「大阪の大恩人」
働いてばかりで家にあまりいないあさ(波瑠)は、娘の千代に「なんで普通のお母ちゃんと違うの?」と聞かれ、うまく答えられないでいた。新次郎(玉木宏)も、父としての自分に自信が持てず…。あさは五代友厚(ディーン・フジオカ)から銀行づくりのポイントを聞く。銀行経営に消極的な榮三郎(桐山照史)と言い争っていたあさは、自分の間違いを素直にあやまる。榮三郎は、あさの柔らかさに感心して…。
(87)「大阪の大恩人」
加野屋で働く人たちを集めたあさ(波瑠)は、さらに炭坑を買い足すことを提案する。当主の榮三郎(桐山照史)や番頭の雁助(山内圭哉)の答えは…。そして、あさは、娘の千代を残し炭坑へ出かけて行く…。一方、大阪経済の発展のため多忙を極める五代友厚(ディーン・フジオカ)のもとに『北海道の官有物を不当な値段で払い受けている』という新聞記事が届く…。あさもその新聞を見て、大股で歩きだす。
(88)「大阪の大恩人」
『五代友厚(ディーン・フジオカ)が、北海道の官有物を格安で払い受ける』という新聞記事が出て、五代は悪徳商人だ、という噂(うわさ)が巻き起こる。あさ(波瑠)や新聞記者が五代のもとを訪れ、真相を確かめようとするが…。五代に恩義を感じているあさは、五代の疑いを晴らそうとするが、大阪でも五代を悪徳商人だと決めつける者が増えていき…。五代は、大阪で事情を説明しようとする。
(89)「大阪の大恩人」
大阪に戻った五代友厚(ディーン・フジオカ)は、あさ(波瑠)、榮三郎(桐山照史)をはじめ商人たちに大阪商法会議所に集まってもらう。五代は、商法会議所の会頭を辞任すると言うが、訳を聞かないと納得できないし、もう信用できないと口々に言う人々。あさは、これまで大阪のために五代が活躍したことを話すが聞き入れられない。そこに現れた新次郎(玉木宏)にはある秘策があった…。五代の運命やいかに!
(90)「大阪の大恩人」
五代友厚(ディーン・フジオカ)の疑いも晴れ、あさ(波瑠)は懸命に働き、炭坑経営をなんとか軌道に乗せる。そして、あさは、銀行経営を夢みて熱心に勉強をしていた。そんな時、新次郎(玉木宏)は、娘の千代のあるひと言に悩み、五代に相談すると…。そしてさらに、あさは、千代の書いた1年前の七夕の短冊を見てしまい、ショックを受ける。日々成長していく娘と過ごす時間の大切さを知ったあさは…。
(91)「道を照らす人」
あさ(波瑠)は、頻繁に九州を訪れ、熱心に炭坑を買い進めていた。そしてあさは、炭坑の支配人の宮部(梶原善)を連れて大阪に帰ってくる。宮部は、あさの炭坑経営の手腕をほめる。ほめられ慣れていないあさは、照れてしまい…。あさは、改めて銀行設立の必要性を当主の榮三郎(桐山照史)に話す。その話を番頭の雁助(山内圭哉)も聞いていて…。五代友厚(ディーン・フジオカ)を訪ねたあさは、顔色が悪いことを心配すると…。
(92)「道を照らす人」
加野屋の当主、榮三郎(桐山照史)と番頭の雁助(山内圭哉)は、あさ(波瑠)が目指している銀行設立について話し合う。その結論とは…。よの(風吹ジュン)も今後、加野屋がどうなっていくのか気になっていた。あさと話し合ったよのは、あさの説明を聞いて…。雁助はうめ(友近)と今後について話し合っていた。いろいろなことを不安に思っている雁助は、ふと本音が出てしまう。うめは当惑してしまい…。
(93)「道を照らす人」
雁助(山内圭哉)は、内に秘めていた思いをうめ(友近)に打ち明ける。すると、うめは…。榮三郎(桐山照史)は、加野屋で働くみんなを集め、これから加野屋は銀行の看板を上げることを発表する。盛り上がるみんなにあさ(波瑠)は銀行運営の厳しさを語り、気を引き締めさせる。そして、銀行以外の炭坑事業の社長には、新次郎(玉木宏)が任命される。驚いた新次郎が五代友厚(ディーン・フジオカ)を訪ねてみると…。
(94)「道を照らす人」
五代友厚(ディーン・フジオカ)は、体調を崩していた。新次郎(玉木宏)は心配し、五代とふたりで語り合う。友情が芽生えた新次郎と五代は、ある約束を交わす。あさ(波瑠)は新次郎に社長就任を受けてほしいと話す。よの(風吹ジュン)も新次郎に社長を務めてほしいと言う。すると、新次郎は…。五代の体調を心配していたあさは、なかなか五代に会えないでいた。するとある日、五代の秘書が、あることを伝えにやってくる。
(95)「道を照らす人」
あさ(波瑠)のもとにやって来た五代友厚(ディーン・フジオカ)の秘書は、五代の体調が危ないことを伝える。あさは新次郎(玉木宏)とともに五代のもとに駆けつける。横たわっている五代が目を覚ますとあさが来ていて…。五代にあさは、死なないでほしいと必死に訴える。五代は、これまでのあさとの思い出を語りだす。そして、まだまだ死ぬわけにはいかない、やり残していることがたくさんあると語り…。
(96)「道を照らす人」
五代友厚の葬儀が大阪で行われていた。あさ(波瑠)は美和(野々すみ花)と故人をしのんでいると、身を削って働いていた五代の姿を知る。あさは、五代の話していた「後世になにを残せるか」ということを考え始める。加野屋には、「へぇ」しか言わない平十郎(辻本茂雄)が雇ってほしいとやってくる。あさは平十郎と話をして…。そしてある日、はつ(宮崎あおい)が菊(萬田久子)と息子の藍之助(森下大地)を連れてやってくる。
(97)「最後のご奉公」
和歌山で暮らすはつ(宮崎あおい)が息子の藍之助(森下大地)と菊(萬田久子)とともに加野屋にやってくる。あさ(波瑠)とはつは10年ぶりの再会を喜ぶ。藍之助は、加野屋に興味津々で、勝手に見て回ろうとするが、厳しいはつにしかられる。それを見たあさと新次郎(玉木宏)は…。そしてはつは、あさの娘千代(鈴木梨央)を見つけ抱きしめる。千代は、母とは違う優しい感じに戸惑ってしまい…。
(98)「最後のご奉公」
あさ(波瑠)とはつ(宮崎あおい)は、家族のことを語り合う。ふたりはこれまでの道のりを思い涙する。すると、あさは、畳の上に寝転がり…。あさの娘、千代(鈴木梨央)は、はつの息子藍之助(森下大地)と遊んでいると、母への不満を話しだす。藍之助は、千代のことをうらやましく思って…。新次郎(玉木宏)は、今度、はつの暮らす和歌山に行くことを約束する。そしてある朝、あさは雁助(山内圭哉)の姿を見て…。
(99)「最後のご奉公」
あさ(波瑠)の努力で、加野屋の炭坑事業は、順調に伸びていた。あさは平十郎(辻本茂雄)の協力を得て銀行設立の準備を進めていた。そして、あさは新次郎(玉木宏)と娘の千代(鈴木梨央)と東京の父、忠興(升毅)の祝賀会に行く。千代を見た忠興は…。あさは銀行の神様、渋沢栄一に会いたいと思い…。そんな時、大番頭の雁助(山内圭哉)が辞めるといううわさが流れる。心配するあさ、新次郎、榮三郎(桐山照史)は…。
(100)「最後のご奉公」
銀行設立を進める加野屋に亀助(三宅弘城)が戻ってくる。ふゆ(清原果耶)との間に娘がいることを楽しそうに話す亀助に雁助(山内圭哉)は…。新次郎(玉木宏)は、尼崎で紡績事業を進めようとしているという話をするとあさは…。加野屋では、銀行になると住み込みか、通いで働くかでみんな思い悩む。あさは、うめ(友近)に辞めようとしている雁助と一緒に出て行ってもいいと涙ながらに話すと、うめは…。
(101)「最後のご奉公」
あさ(波瑠)は、ついに銀行の神様、渋沢栄一(三宅裕司)と出会うことになる。渋沢は、あさに銀行経営になにが大切かということを教える。感激したあさ、そして新次郎は…。加野屋を去ろうとしている雁助(山内圭哉)を引き止めようとする榮三郎(桐山照史)、あさはその理由を聞く。すると、うめ(友近)は…。心定まらないうめに対し、あさは相撲を挑む。そして、いよいよ加野屋は銀行設立の時を迎える。
(102)「最後のご奉公」
明治21年、あさ(波瑠)の念願だった加野銀行が設立する。あさは、洋服に着替え働こうとすると新次郎(玉木宏)は…。千代(鈴木梨央)がよの(風吹ジュン)とともに金魚を見ていると、雁助(山内圭哉)がやって来る。千代に、ある言葉を残して雁助は加野屋を去っていく。そして、数年後、新聞に取り上げられるほど、経営者として有名になっているあさだが、相変わらず娘の千代(小芝風花)とけんかをしていて…。
(103)「ようこそ!銀行へ」
加野銀行が順調に成長し、あさ(波瑠)は新聞に取り上げられるほど、実業家として知られるようになっていた。そんなあさのことがおもしろくない娘の千代(小芝風花)は、あさとけんかばかりしていた。新次郎(玉木宏)はそんなあさと千代のことを心配に思って…。あさは加野銀行の従業員と勉強会を開く。平十郎(辻本茂雄)が先生を務め、あさもいっしょに学ぶようになる。そんな時、ある人物が現れる。
(104)「ようこそ!銀行へ」
あさ(波瑠)を訪ねてやって来たのは、はつの長男の藍之助(森下大地)であった。加野銀行で働きたいという藍之助にあさは働くことを許す。喜ぶ藍之助にあさは…。平十郎(辻本茂雄)は藍之助にうそをつかないように働くことが大切であると話す。その話を聞いた藍之助は…。娘の千代(小芝風花)の担任の教師に呼ばれたあさと新次郎(玉木宏)は、千代の進路について真剣に考えるようになる。
(105)「ようこそ!銀行へ」
あさ(波瑠)は、娘の千代(小芝風花)には自分の道を自分で選べるように女学校に入学してほしいと新次郎(玉木宏)に話す。それを聞いていた千代は、勝手に決めないでほしいと反発するが藍之助(森下大地)は…。藍之助は、加野銀行で一生懸命に働いていた。それを見ていたあさは…。そして、和歌山で暮らすはつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)のもとにあさからの手紙が届く。
(106)「ようこそ!銀行へ」
家出をしていた長男の藍之助(森下大地)が大阪の加野銀行で働いていることを知ったはつ(宮崎あおい)は…。一方、あさは学問を学んだ女性の生き方を考えていると、加野銀行で女性を採用することを思いつく。それを聞いた、新次郎(玉木宏)と榮三郎(桐山照史)と平十郎(辻本茂雄)は、反対するが、あさは強く訴え、ついに女性行員の募集をはじめる。そしてある日、姉のはつが大阪にやって来る。
(107)「ようこそ!銀行へ」
新次郎(玉木宏)は、あさ(波瑠)とけんかばかりしている娘の千代(小芝風花)に京都の女学校へ進学することを勧める。すると千代は…。加野銀行にやってきたはつ(宮崎あおい)は、勝手に家出した藍之助(森下大地)を和歌山に連れて帰ろうとする。すると藍之助は…。加野銀行では、あさが採用した女性の銀行員が働きはじめるようになる。お客たちの反応もよく、順調にすべりだしていく。
(108)「ようこそ!銀行へ」
娘の千代(小芝風花)の京都の女学校進学について話すあさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)。あさが採用した女性が働きはじめた加野銀行は、店内が明るくなったと評判になり、客足も伸びていた。女学校への進学を悩む千代によの(風吹ジュン)は、京都の女学校の下見をしようと優しく誘う。すると千代は…。加野銀行に萬谷(ラサール石井)という男が現れ、金を貸せと言い張り騒動が起こる。するとあさは…。
(109)「みかんの季節」
あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)は、はつ(宮崎あおい)や惣兵衛(柄本佑)が暮らす和歌山を訪れる。和歌山は、ちょうどみかんの収穫期を迎え山全体がみかん色に染まっていた。洋装姿のあさがその景色を眺めていると地元の子どもたちにからかわれてしまう。その中に、はつの次男、養之助(西畑大吾)の姿もあった。そしてはつの家を訪れたあさは、菊(萬田久子)や栄達(辰巳琢郎)たちと再会を果たす。
(110)「みかんの季節」
あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)は、和歌山のはつ(宮崎あおい)の家で朝を迎えていた。加野銀行で働きたいという藍之助(森下大地)を巡って話すあさとはつ、新次郎と惣兵衛(柄本佑)。しみじみと子育ての難しさを感じるあさたち。山王寺屋ののれんをもう一度大阪に上げたいと思う菊(萬田久子)は、藍之助が加野銀行で働くことができるように必死にあさに頼み込むと…。
(111)「みかんの季節」
惣兵衛(柄本佑)はあさ(波瑠)に長男の藍之助(森下大地)の加野銀行での仕事ぶりについて尋ねる。すると、あさは惣兵衛がうらやましいと言う。その理由とは…。藍之助は、はつ(宮崎あおい)や惣兵衛の前で加野銀行で働きたいという自分の思いを話す。惣兵衛は、やりたいようにやらしたいと言うが、はつは…。あさと新次郎は、みかん畑でのんびりとくつろいでいた。娘の千代(小芝風花)のことなどしみじみと語り合う。
(112)「みかんの季節」
あさ(波瑠)の娘の千代(小芝風花)は京都の女学校に入り寄宿舎で暮らしていた。同室の宜(吉岡里帆)は、実業家として活躍するあさに関する記事を集め尊敬していた。そのことを知った千代は…。そのころ、和歌山のあさと新次郎(玉木宏)は、はつ(宮崎あおい)の長男、藍之助(森下大地)の問題が決着し、晴れ晴れと大阪に向けて歩きだしていた。そして加野銀行では、萬谷(ラサール石井)という男が騒動を起こす。
(113)「みかんの季節」
加野銀行では、危険な人物を記したえんま紙を用意して注意していた。あさ(波瑠)がその紙を見てみると、気になる人がいて…。一方、和歌山では、はつ(宮崎あおい)の長男、藍之助(森下大地)が大阪の加野銀行で働くために旅立とうとしていた。藍之助を見送るはつは…。新次郎(玉木宏)は紡績会社の社長を辞めたとあっさりあさに伝える。あさが驚いていると、成澤(瀬戸康史)という男があさを訪ねてやってくる…。
(114)「みかんの季節」
あさ(波瑠)を訪ねて来た成澤(瀬戸康史)は、女性を雇っているあさのことをたたえ、女性教育の大切さを切々と語る。するとあさは…。娘の千代(小芝風花)の様子を見るために新次郎(玉木宏)は、京都の女学校を訪ねていた。悩む千代に新次郎は…。改めてあさを訪ねて来た成澤は、自分の大きな夢を語る。それは、女子の大学校をつくるというものだった。成澤が書いた教育論をあさに渡すと…。
(115)「今、話したい事」
あさ(波瑠)は、女子の大学校をつくるために活動する成澤(瀬戸康史)の書いた女子教育についての文章を読み深く感動していた。あさは成澤と話し合うために探すが、なかなか見つからない。あさは、成澤の考えていることのすばらしさを新次郎(玉木宏)に話し、成澤探しをお願いする。一方、京都では、卒業後どうするか迷っている千代(小芝風花)と宜(吉岡里帆)が話しあっていると…。
(116)「今、話したい事」
新次郎(玉木宏)が美和(野々すみ花)のレストランに行くと、そこに成澤(瀬戸康史)がいた。そして成澤は、あさ(波瑠)の前で日本で初めてとなる女子の大学校設立について熱弁をふるう。興味を持ったあさは成澤に資金を融資しようとするが、平十郎(辻本茂雄)は強く反対する。すると、成澤は、お金は借りたくないという。その理由とは…。一方、和歌山のはつ(宮崎あおい)のもとに藍之助(森下大地)から手紙が届く。
(117)「今、話したい事」
あさ(波瑠)は、粗末な身なりの成澤(瀬戸康史)に新しい服を用意して、女子教育について理解を得る活動をするように勧める。あさは、大学設立のための寄付金集めを行っていく。しかし、寄付金集めは難航する。加野銀行の得意客に断られてしまったあさは、榮三郎(桐山照史)に注意されてしまう。どうしていいか分からなくなったあさは、大学創立者である大隈重信に会って話を聞こうと試みる。
(118)「今、話したい事」
あさ(波瑠)は、大学設立のアドバイスを大隈重信(高橋英樹)から聞くために東京へ向かう。大隈邸には、多くの客が訪れ重信にいろいろな相談を持ちかけていた。訪れたあさは、妻の綾子(松坂慶子)に案内され大隈重信の前に通される。そして、大隈重信を相手に、威勢よく女子の大学校の設立の必要性を話す。興味深く聞いていた大隈は…。そのころ、白岡家に千代(小芝風花)が友達の宜(吉岡里帆)を連れて戻って来る。
(119)「今、話したい事」
東京で多くの協力者を得たあさ(波瑠)が大阪に戻ってみると、新次郎(玉木宏)や榮三郎(桐山照史)が困った顔をして待っていた。あさも困り果てるその理由とは…。あさは家に戻っていた娘の千代(小芝風花)と久々に話をする。しかし、話がかみ合わず口論になってしまう。加野銀行では、萬谷(ラサール石井)が金を貸せと店内で暴れだす。すると新次郎が…。そして、千代と話していたあさの身に大きな事件が起こる。
(120)「今、話したい事」
負傷したあさ(波瑠)は、意識を失ってしまう。病院に運び込まれたあさを新次郎(玉木宏)や千代(小芝風花)が心配して見守る。そして、和歌山のはつ(宮崎あおい)のもとに届いた電報には「アサキトク」の文字が…。大隈重信(高橋英樹)や妻、綾子(松坂慶子)も心配するなか、あさの意識は戻ってこない。そして、深夜、新次郎が涙ながらにあさに話しかける。するとあさは…。
(121)「夢見る人」
負傷して一命を取り留めたあさ(波瑠)は、五代友厚(ディーン・フジオカ)や白岡正吉(近藤正臣)の夢を見る。そして、目覚めてみると…。犯人が捕まっていないことを心配する新次郎(玉木宏)と榮三郎(桐山照史)。あさは、まだ傷が痛むが、すぐにでも退院して仕事を始めようとする。すると、千代(小芝風花)は怒って病室を飛び出していく。すると、廊下の向こうをすっと男の影が通り過ぎる…。
(122)「夢見る人」
亀助(三宅弘城)が心配してあさの病室に見舞いに来る。加野銀行で働く平十郎(辻本茂雄)たちは、あさ(波瑠)の回復を知ってみんな大喜び。看病している千代(小芝風花)にあさは、感謝を伝え、そして話をしているとけんかが始まってしまう。千代が病室を飛び出すと、啓介(工藤阿須加)という東京から来た青年と出会う。すると…。あさのことを心配したはつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)が和歌山からやって来る。
(123)「夢見る人」
あさ(波瑠)が入院している病室で新次郎(玉木宏)と娘の千代(小芝風花)と親子三人で夜を過ごすことに。あさは千代に、新次郎と出会ったころのことや嫁いで来たときのこと、そして千代を出産したときのことなどを話す。すると千代は…。あさを見舞うために加野銀行を訪れていたはつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)は、立派な銀行の様子に感心し、懸命に働く長男、藍之助(森下大地)を見て喜ぶ。
(124)「夢見る人」
あさ(波瑠)の病室にはつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)、藍之助(森下大地)が見舞いに来る。心配するはつに千代(小芝風花)はある話をすると…。そして、あさとはつは、女子の教育について語り合う。病院の給湯室を千代が通りかかると、そこに啓介(工藤阿須加)がいる。緊張した千代が啓介に話しかけると…。そのころ、成澤(瀬戸康史)は、平十郎(辻本茂雄)の言葉が気になって悩んでいた…。
(125)「夢見る人」
あさ(波瑠)を見舞いに来ていたはつ(宮崎あおい)は、みかんの木に例えてある話をする。それを聞いていた新次郎(玉木宏)は…。加野銀行では、大阪に来ていた亀助(三宅弘城)に榮三郎(桐山照史)が、新しい仕事を頼む。それを聞いた亀助は…。そして、あさのもとには大隈綾子(松坂慶子)が見舞いに駆けつける。綾子があさに伝える重要な情報とは…。そして和歌山のはつの家では、惣兵衛(柄本佑)が意を決して…。
(126)「夢見る人」
惣兵衛(柄本佑)の話を聞いて菊(萬田久子)は怒ってしまう。何も言えないはつ(宮崎あおい)。一方、あさ(波瑠)の病室には、千代(小芝風花)と友人の宜(吉岡里帆)がやってくる。あさに会って感激した宜は…。そして成澤(瀬戸康史)があさのもとへやってくる。気落ちしている成澤にあさは…。無事に退院したあさは、加野銀行に戻ってくる。すると…。一方、和歌山のはつの家では、菊の身に…。
(127)「自慢の娘」
はつ(宮崎あおい)の義母、菊(萬田久子)が倒れてしまう。動揺する惣兵衛(柄本佑)にはつと養之助(西畑大吾)は…。あさ(波瑠)のもとには、かつて加野屋の大番頭だった雁助(山内圭哉)から無事を知らせる便りが届く。そんな中、亀助(三宅弘城)の悩みとは…。一方、千代(小芝風花)が女学校を卒業した後の嫁入り先のことで盛り上がるよの(風吹ジュン)と榮三郎(桐山照史)。その時、新次郎(玉木宏)は…。
(128)「自慢の娘」
あさ(波瑠)は千代(小芝風花)から相談を持ちかけられる。その相談事を話していると…。そして、あさは新次郎(玉木宏)に、千代のことを相談する。新次郎は優しく相談にのって…。一方、和歌山のはつ(宮崎あおい)は、寝たきりになってしまった菊(萬田久子)の看病をしていた。はつは菊に言い忘れていたことがあると言う。その言い忘れていた内容とは…。そして、女子の大学校の支援者集めのためあさは、京都へ向かう。
(129)「自慢の娘」
京都に来たあさ(波瑠)は、千代の友人の宜(吉岡里帆)に会うため女学校の寄宿舎に向かった。しかし、宜の部屋にいたのは母のフナ(高橋由美子)であった。娘の話題で話が盛り上がると…。和歌山では、寝たきりの菊(萬田久子)、はつ(宮崎あおい)、惣兵衛(柄本佑)は、みかんの花咲く山々を眺めていた。大阪で両替屋として、栄えていた山王寺屋を思い返した菊は…。一方、あさは、女子大学校の設立のために東京へ向かう。
(130)「自慢の娘」
和歌山で眉山家の菊(萬田久子)が亡くなる。はつ(宮崎あおい)の長男、藍之助(森下大地)は帰省する。家族の前で次男の養之助(西畑大吾)は、自分の思いを告白する。すると、はつや惣兵衛(柄本佑)たちは…。そして今度は、あさ(波瑠)とはつの母、梨江の体調が優れないという。東京の今井家に向かうあさとはつ。あさとはつは、母を見舞う。そして…。父、忠興(升毅)は、新次郎(玉木宏)とはつにある話をすると…。
(131)「自慢の娘」
あさ(波瑠)の父、忠興(升毅)は、はつ(宮崎あおい)が嫁ぎ先で苦労してきたことを悔いていた。しかし、はつの思いは違っていて…。そして忠興は、新次郎(玉木宏)にはあさが迷惑ばかりかけていることをわびる。すると、新次郎は…。あさは、大隈綾子(松坂慶子)を訪ね、女子大学校の設立について話し合っていた。その後、忠興の部屋を訪れたあさに対し、忠興はある考えを話す。あさはその話を聞いて驚いてしまう。
(132)「自慢の娘」
あさ(波瑠)の娘、千代(小芝風花)が女学校を卒業する。千代の友人の宜(吉岡里帆)は、あさのもとで秘書見習いとして働き始めることに。花嫁修業をする千代には、気になることがあった。女子大学校設立を目指すあさと成澤(瀬戸康史)たちの活動の成果が徐々に現れ出す。大隈綾子(松坂慶子)と喜び合うあさ。一方、和歌山では、はつ(宮崎あおい)に惣兵衛(柄本佑)があるものを手渡す。すると、はつは…。
(133)「大番頭のてのひら」
かつて加野屋で大番頭を務めていた雁助(山内圭哉)は、神戸で、別れた妻と娘夫婦とでマッチ工場を営んでいた。その雁助が工場で、事故にあってしまう。多忙なあさ(波瑠)に代わって、新次郎(玉木宏)や榮三郎(桐山照史)、うめ(友近)が雁助の病室に見舞いに駆けつける。雁助の病状とは…。あさは、女子の大学校の創立に向けた活動が難航していた。なんとかしようと粘り強く働くあさに、ある知らせが来る。
(134)「大番頭のてのひら」
事故にあった雁助(山内圭哉)を心配し病室に駆けつけた新次郎(玉木宏)たち。そこで雁助の家族が新次郎たちにする話とは…。残って雁助の様子を見ることになったうめ(友近)は雁助の妻ツネ(松永玲子)とふたりになってしまい…。次の日、うめは意識の戻らない雁助と二人きりになる。うめは雁助に話しかけているうちに…。そこへあさ(波瑠)が遅れてやって来る。あさは、懸命に雁助の手を握って話しかける。
(135)「大番頭のてのひら」
意識を失っている雁助(山内圭哉)の手を握るあさ(波瑠)とうめ(友近)。すると…。そして、加野銀行では、榮三郎(桐山照史)が、生命保険を新しい事業としてはじめたいと提案する。それは、雁助の病院を訪れた時に思ったのだった。賛成するあさと新次郎(玉木宏)。一方、和歌山のはつ(宮崎あおい)の家では、次男の養之助(西畑大吾)の結婚が決まる。はつと惣兵衛(柄本佑)たちは喜びに包まれる。
(136)「大番頭のてのひら」
千代(小芝風花)の前に、ずっと気になっていた啓介(工藤阿須加)という青年が突然現れる。成澤(瀬戸康史)は、女子大学校設立のための寄付がうまく集まらず焦っていた。そんな成澤をあさ(波瑠)は、強い言葉で激励する。その様子を見てしまった千代と啓介は…。そして新次郎(玉木宏)は、啓介が好青年なのでとまどってしまう。一方、和歌山のはつ(宮崎あおい)のもとには、ある知らせが入る。すると…。
(137)「大番頭のてのひら」
あさ(波瑠)は女子大学校を設立するための土地を実家、今井家からもらい受ける。そして精力的に活動する成澤(瀬戸康史)は、女子大学校設立について徐々に賛同者を集めていく。あさは、新次郎(玉木宏)が女子大学校設立について多くの人を説得していることを知って新次郎に感謝する。すると…。ある日、加野銀行にはつ(宮崎あおい)の義父、眉山栄達(辰巳琢郎)がやってきて、あるお願いをする。すると、あさは…。
(138)「大番頭のてのひら」
加野銀行にかつて働いていた雁助(山内圭哉)がやってくる。あさ(波瑠)と雁助が話をしているとうめ(友近)がやってきて…。栄達(辰巳琢郎)に連れられて藍之助(森下大地)は、和歌山に帰って行く。そして、出迎えたはつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)は…。よの(風吹ジュン)は、孫の千代(小芝風花)の結婚相手のことが気になっていてあさと新次郎(玉木宏)に相談をする。すると、あさと新次郎は…。
(139)「おばあちゃんの大仕事」
千代(小芝風花)と東柳啓介(工藤阿須加)のお見合いの話がもちあがる。千代の花嫁姿を見たいと熱望するよの(風吹ジュン)があさ(波瑠)に頼み込んだのだ。思いを寄せる啓介との結婚を思い描いて心浮きたつ千代。あさは、東京の大隈綾子(松坂慶子)を訪ね、成澤(瀬戸康史)と女子大学校の発起人大会を行うことを提案する。さらにあさは、綾子に啓介と千代の見合いの相談をしようとするが、綾子は意外な勝負を持ちかける…
(140)「おばあちゃんの大仕事」
大隈綾子(松坂慶子)の協力を得て、千代(小芝風花)と啓介(工藤阿須加)の縁談を進めるあさ(波瑠)。一方、和歌山では、はつ(宮崎あおい)に惣兵衛(柄本佑)がみかん山を手放そうと言いだす。東京で、あさと成澤(瀬戸康史)は、女子大学校設立に向けた発起人大会を実現し、大きな話題となる。しかし、女子高等教育への世間の反発は想像以上に強く、成澤とあさたちは激しい非難の的になる。困難に直面するあさは…。
(141)「おばあちゃんの大仕事」
あさ(波瑠)は、世間からの非難に落ち込む成澤(瀬戸康史)を励まし、九転十起の心意気で粘り強く女子大学校の実現を目指そうと語りかける。千代(小芝風花)と東柳啓介(工藤阿須加)の縁談は、東柳家と懇意な大隈綾子(松坂慶子)の仲介でうまくいくと安心していたあさだったが、意外な便りが東京から届く。新次郎(玉木宏)とよの(風吹ジュン)は、千代の啓介への思いを成就させようと行動を起こす。
(142)「おばあちゃんの大仕事」
さらなる不景気に備えて、好調な炭坑を売って、資金を確保しようと提案するあさ(波瑠)。そこへ、新次郎(玉木宏)とよの(風吹ジュン)が、啓介(工藤阿須加)と深刻な様子で話しているのを見たとの知らせが入る。啓介の真意を聞き出す新次郎とよの。駆けつけたあさだったが、誠実な啓介の様子に文句を言うこともできず…。一方、はつ(宮崎あおい)の家では、惣兵衛(柄本佑)が重大な決断を告げようとしていた。
(143)「おばあちゃんの大仕事」
和歌山では、山を手放そうと言う惣兵衛(柄本佑)に、藍之助(森下大地)がみかん栽培が楽になるアイデアを出し、家族でみかん作りを続けようと言う。一方、新たな縁談に気乗りのしない千代(小芝風花)。宜(吉岡里帆)は、成澤(瀬戸康史)から女子大学校の1期生として入学してほしいと言われ、感激する。体調を崩しがちなよの(風吹ジュン)を心配する千代とあさ(波瑠)の前に、再び啓介(工藤阿須加)が現れ…。
(144)「おばあちゃんの大仕事」
あさ(波瑠)と成澤(瀬戸康史)は、女子大学校の開校に向けた準備を急ピッチで進めていく。予想をはるかに上回る入学志願者の数に驚くあさたち。かたくなだった宜(吉岡里帆)の母フナ(高橋由美子)も、娘の大学校入学を認める。一方、はつ(宮崎あおい)の元に、軍隊にとられていた養之助(西畑大吾)が戻ってくる。いよいよ日の出女子大学校が開校する。女子教育への思いをあさは、どんな言葉で語るのか…。
(145)「誇り高き人生」
朝、千代(小芝風花)とうめ(友近)が加野銀行の前で、啓介(工藤阿須加)が来るのを待っていた。そのとき大勢の客が集まって来る。ほかの銀行が支払い停止になったため、加野銀行も危ないと思った人が集まったのだ。平十郎(辻本茂雄)や榮三郎(桐山照史)が対応をどうするか悩んでいた。そこへ、あさ(波瑠)と亀助(三宅弘城)が戻ってくる。詰め寄る客たちに、あさは…。そして、その様子を見ていた啓介は…。
(146)「誇り高き人生」
あさ(波瑠)は加野屋が営む生命保険事業についてある案を発表する。それを聞いた、平十郎(辻本茂雄)と榮三郎(桐山照史)は…。一方、千代(小芝風花)と啓介(工藤阿須加)は、結婚を間近に控えていた。ふたりは、あさと新次郎(玉木宏)にある思いを話す。そこへ、突然、平十郎がやってくると…。あさは、新しくできた女子大学校に時間があるかぎり通うようになる。改めて学ぶ喜びを感じるあさは…。
(147)「誇り高き人生」
あさ(波瑠)は、加野屋が営む生命保険会社を他の生命保険会社と合併して大きくすることを実現させる。合併の調印式に現れたのは、古田社長(宮根誠司)と富永社長(松平定知)であった。あさは二人とがっちりと握手をして…。あさと新次郎(玉木宏)が美和(野々すみ花)のレストランで大きくなった会社のことや、変わりゆく大阪の街について話をしていると…。そして、新次郎ははつ(宮崎あおい)の暮らす和歌山を訪ねる。
(148)「誇り高き人生」
千代(小芝風花)と啓介(工藤阿須加)の婚礼が近づいていた。花嫁衣装を選ぶ千代の前にあさ(波瑠)が用意したものとは…。美和(野々すみ花)のレストランで結婚パーティーが盛大に行われ多くの人が祝福に訪れる。その様子を見た、あさと新次郎(玉木宏)は…。その夜、あさと新次郎は、これからのことについてゆっくり語り合う。加野屋の将来を心配しているあさは、ふたりでゆっくり暮らそうと持ちかけた新次郎に…。
(149)「誇り高き人生」
和歌山のはつ(宮崎あおい)の家では、ある問題が起こっていた。藍之助(森下大地)も和歌山の家に戻ってきて…。その知らせを聞いたあさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)は和歌山に向かう。はつとあさは、昔を思い返しながら語り合う。あさは、はつに惣兵衛(柄本佑)について、新次郎から聞いたある話をする。すると、はつは、ある言葉を口にする。数日後、加野銀行にやってきた成澤(瀬戸康史)は、新次郎にある話をする。
(150)「誇り高き人生」
あさ(波瑠)や榮三郎(桐山照史)が経営する加野銀行や淀川生命の業績は順調に伸びていた。和歌山のはつ(宮崎あおい)の家では、家族でこれからについて話し合っていた。すると…。白岡家では、千代(小芝風花)の出産のときが近づいていた。千代と話をしていた新次郎(玉木宏)は…。東京の女子大学校であさは講義をすることになる。あさの講義を聞いた女学生の平塚明(大島優子)は…。そして、千代が出産の時を迎える。
(151)「柔らかい心」
新次郎(玉木宏)は、千代(小芝風花)と啓介(工藤阿須加)の娘を、多津子と名付ける。喜ぶ千代と啓介。そして、加野屋にはつ(宮崎あおい)と養之助(西畑大吾)がやってくる。そのときあさ(波瑠)は、気落ちしていた。新次郎がその理由を話すと…。はつと新次郎は、実業家として世間から評価されているあさについて話し合う。すると、新次郎は、ある自分だけの思いをはつに打ち明ける。
(152)「柔らかい心」
千代(小芝風花)と啓介(工藤阿須加)に娘が誕生したことを記念して、あさ(波瑠)たちは、みんなで写真を撮ることになる。啓介は、加野銀行だけでなく淀川生命でも精力的に働くようになる。新次郎(玉木宏)は、あさにある贈り物をする。新次郎が贈るものとは…。そして、加野銀行に、九州の炭坑で共に働いた宮部(梶原善)と治郎作(山崎銀之丞)がやってくる。懐かしい話であさや新次郎は、盛り上がる。
(153)「柔らかい心」
あさ(波瑠)は、ある大きな決断をする。その決断が気になる新次郎(玉木宏)にあさは…。そんな時、あさを訪ねて平塚明(大島優子)がやってくる。平塚は、あさが以前に女子大学校での講義した内容について、地位と金の力をひけらかす押しつけがましい婦人、と批判する。その批判に対してあさは…。その様子を見ていた千代(小芝風花)は…。そして、あさと新次郎が、縁側で話をしていると…。
(154)「柔らかい心」
ある日、新次郎(玉木宏)が、久しぶりに三味線を弾く。すると、しみじみと聞きほれるあさ(波瑠)や千代(小芝風花)。そして、加野屋に雁助(山内圭哉)がやってくる。新次郎や亀助(三宅弘城)と懐かしい話で盛り上がっていると…。雁助は、うめ(友近)に、ある思いを話す。すると、うめは…。さらに加野屋に大隈綾子(松坂慶子)と成澤泉(瀬戸康史)がやってくる。女子大学校が軌道に乗った話を聞いたあさは…。
(155)「柔らかい心」
新次郎(玉木宏)のもとに、あさ(波瑠)や千代(小芝風花)、啓介(工藤阿須加)や加野屋で働く亀助(三宅弘城)や榮三郎(桐山照史)が集まってくる。そろったみんなに新次郎は…。そして、新次郎とあさは、ふたりの時間を過ごす。新次郎は、あさに今まで思っていたことを改めて伝えると…。加野屋にはつ(宮崎あおい)がやってくる。はつや千代たちが和やかに話をしているなか、あさが庭に出てみると…。
(156)「柔らかい心」(最終回)
あさ(波瑠)とはつ(宮崎あおい)は、ふたりで話し合う。今までふたりが歩んできた道のりを振り返る、あさとはつの思いとは…。宜(吉岡里帆)が久しぶりに加野銀行を訪れる。多くの娘に囲まれている千代(小芝風花)と再会した宜は、あさについて話をする。そして、あさは、女子大学校の学生や宜、千代たちとピクニックに出かける。あさがこれまで自分が見て、感じたことを集まったみんなに語りかける。すると…。
「割れ鍋にとじ蓋」
「あさが来た」のスピンオフドラマ。加野屋の中番頭の亀助(三宅弘城)には、気になっていることがあった。それは、妻であるふゆ(清原果耶)との結婚を、ふゆの父、日野彦三郎(上杉祥三)に許してもらっていないことだった。亀助は、結婚の許しを得るためにある策を考える。しかし、雁助(山内圭哉)や謎の女性サツキ(ともさかりえ)を巻き込んで大騒動に発展。そして、あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)が現れると…。

U-NEXT のよくある質問

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